『小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない』の詳細情報
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タイトル |
小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■大沢 在昌 [著・文・その他] ■大沢 在昌 [著・文・その他] ■大沢 在昌 [著・文・その他] ■大沢 在昌 [著・文・その他]
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出版社 |
KADOKAWA |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
760円 |
シリーズ |
角川文庫 |
ページ数 |
368p
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Cコード |
0195 |
発売予定日 |
2019-02-23 |
ジャンル |
一般/文庫/日本文学、評論、随筆、その他 |
ISBN |
9784041077559 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
現役編集長が「作家デビューの実際」について語った特別講義収録で、現状分析に最適!
エンタメ小説界のトップを走り続ける著者が、作家になるために必要な技術と生き方のすべてを公開。 十二人の受講生の作品を題材に、一人称の書き方やキャラクターの作り方、描写のコツなど小説の技術を指南。さらにデビューの方法やデビュー後の心得までを伝授する。 文庫版特別講義ではweb小説やライトノベルを含めた今の小説界を総括。いかにデビューし、生き残っていくかを語り尽くす。 エンタメ系小説講座の決定版!
※本書は、単行本『小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない』に掲載された「第二部 受講生作品講評」を未収録とし、「特別講義 大沢在昌&編集長座談会」「新人賞リスト」「文庫版あとがき」を新たに収録した文庫版です。
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目次 |
第一回 作家で食うとはどういうことか 作家デビューの方法/偏差値の高い新人賞を狙え/作家の財布事情/縮小する出版市場/作家になるために大切な四つのポイント/作家のモチベーション
第二回 一人称の書き方を習得する 三つのハードルを克服しろ/一人称を活かした描写を/一人称の情報の入り口は一点しかない/主人公の年齢にあった描写をする/善人ばかりの小説は弱い/会話での説明に頼りすぎない ほか
第三回 強いキャラクターの作り方 キャラクターがストーリーを支える/数字や固有名詞に頼らず雰囲気を伝えろ/キャラクターには登場する理由がある/主人公に変化のない物語は人を動かさない ほか
第四回 会話文の秘密 「実際の会話」と「小説の会話」は違う/キャラクターにふさわしい会話/会話で人物を説明する方法/「隠す会話」のテクニック/なぜ「隠す会話」が必要か/効果的な会話のテクニック/決定的なセリフにたどり着け/想定会話を書き出してみる/キャラクターになりきり、同時に頼りすぎない
第五回 プロットの作り方 どんな楽しみを提供するかを意識する/「謎」の扱いがプロット作りのカギ/小説の「形」を考える/通過点を決める/道筋を決める/物語をどこから始めるか/逸脱を恐れるな
第六回 小説には「トゲ」が必要だ 面白い物語を書くには/最も強い武器を伸ばせ/デビューしたらあとがない/ここでの差は気にするな/面白い物語とは何か/もう一ひねりとは何か/主人公を残酷な目に遭わせろ/小説の「トゲ」とは何か
第七回 文章と描写を磨け 文章にリズムをもたせろ/正確な文章を書け/正確な文章は的確な言葉選びから生まれる/「八割感情、二割冷静」で書く/描写の緩急を使え/人物をひと言で表現しろ/比喩表現にはセンスが問われる/描写の三要素 ほか
第八回 長編に挑む 設計図と分量配分/冒頭シーンは何度も書き直せ/主人公を印象づけろ/強いキャラクターを複数つくる/キャラクターを印象づけるセリフ/ラストシーンは自然に決まる/中だるみを防ぐには謎を解け/一つめの謎を解き、新たな謎を作る/クライマックスは二度用意する ほか
第九回 強い感情を描く 面白い物語を作る技術は教えられない/作家としての人生にもいろいろある/回り道を恐れるな/足りないものをどう埋めていくか/技術は教えられるが才能は教えられない
第一〇回 デビュー後にどう生き残るか プロ小説家の心得/編集者とのつき合い方/作家同士のつき合い方 ほか
文庫版特別講義 大沢在昌&編集長座談会「いまデビューができ、生き残っていける新人とは」 |