『聖書入門』の詳細情報

聖書入門
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タイトル 聖書入門
サブタイトル
著者 [著者区分]■フィリップ・セリエ [著・文・その他]
■支倉 崇晴 [翻訳]
■支倉 寿子 [翻訳]
■フィリップ・セリエ [著・文・その他]
■フィリップ・セリエ [著・文・その他]
■フィリップ・セリエ [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
2200円 シリーズ 講談社選書メチエ
ページ数 424p Cコード 0314
発売予定日 2016-12-10 ジャンル 一般/全書・双書/宗教
ISBN 9784062586429 判型 46
内容紹介
アダムとエバ(イブ)の創造、「ノアの箱舟」、「バベルの塔」、シナイ山でモーセが神と交わした「十戒」など、旧約聖書にはよく知られた逸話が数多く登場します。また、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる四つの「福音書」に始まる新約聖書も、「最後の晩餐」、イエスの処刑など、印象深い記述に事欠きません。
しかし、旧約と新約を読破したことのある人は、どれくらいいるでしょうか。クリスマスに代表される聖書に基づくイベントになじんでいる日本人の多くにとって、聖書そのものは決して身近なものではないと言わざるをえないのではないでしょうか。そして、そのことはキリスト教文化圏であるフランスでも近年は変わりないようです。
本書は、そのような現状を前にしたパスカル研究の第一人者が、一般の読者のために書き下ろした概説書です。旧約・新約を構成するすべての書を万遍なく紹介するとともに、重要なエピソードや預言者などの主要人物については別個に取り上げて分かりやすい説明が加えられます。その上、それぞれの書が西洋文化の中でどのように用いられ、息づいているかが、文学、絵画、音楽、演劇、映画など、多彩なジャンルの具体的な作品を通して示されます。ブリューゲルの《バベルの塔》、ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》、バッハの《マタイ受難曲》など、有名な作品のみならず、西洋には聖書に想を得た作品が無数にあることを知れば、聖書がもつ力の広大さと奥行きを実感することができるでしょう。
フランスの碩学がガイドを務める聖書の旅へ、一緒に出かけましょう!
目次
日本の読者への序文
緒 言
プロローグ 書物の中の書物
 ユダヤ教聖書──キリスト教徒にとっては旧約聖書
第1章 『創世記』または起源の書
第2章 荒野の横断
第3章 歴史書
第4章 預言者にして作家
第5章 詩の書
第6章 知恵に関する書
 新約聖書
第1章 新約の極致──四福音書
第2章 イエスの生涯と芸術──幼年時代と公生活
第3章 イエスの生涯と芸術──キリストの受難-復活
第4章 『使徒言行録』
第5章 手紙または書簡
第6章 『ヨハネの黙示録』
エピローグ
聖書と文学の重要な交差点
参考文献
訳者あとがき
著者略歴(フィリップ・セリエ)
1931年生まれ。パリ第四大学(ソルボンヌ)名誉教授。ポール=ロワイヤル学会名誉会長。専門は、パスカルを中心とした17世紀フランスの文学・宗教思想。本書は初の邦訳となる。
著者略歴(支倉 崇晴)
1937年生まれ。東京大学名誉教授。訳書に、シャルル・ペロ『イエス』(共訳、白水社)ほか。
著者略歴(支倉 寿子)
1940年生まれ。青山学院大学名誉教授。編著に、『21世紀ヨーロッパ学』(共編、ミネルヴァ書房)ほか。
著者略歴(フィリップ・セリエ)
1931年生まれ。パリ第四大学(ソルボンヌ)名誉教授。ポール=ロワイヤル学会名誉会長。専門は、パスカルを中心とした17世紀フランスの文学・宗教思想。本書は初の邦訳となる。
著者略歴(フィリップ・セリエ)
1931年生まれ。パリ第四大学(ソルボンヌ)名誉教授。ポール=ロワイヤル学会名誉会長。専門は、パスカルを中心とした17世紀フランスの文学・宗教思想。本書は初の邦訳となる。
著者略歴(フィリップ・セリエ)
1931年生まれ。パリ第四大学(ソルボンヌ)名誉教授。ポール=ロワイヤル学会名誉会長。専門は、パスカルを中心とした17世紀フランスの文学・宗教思想。本書は初の邦訳となる。
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