『鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史』の詳細情報

鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史
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タイトル 鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史
サブタイトル
著者 [著者区分]片山 杜秀 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
3200円 シリーズ
ページ数 546p Cコード 0095
発売予定日 2019-01-23 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784065143216 判型 46変形
内容紹介
各紙誌絶賛。朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、共同通信、週刊文春、週刊新潮、群像、週刊読書人、週刊金曜日ほかで続々紹介。

芸術は政治から自由だと思っているのはその時代だけである。(略)彼らの生きた時代が彼らの音楽にこれほど深く浸透しているとは、との思いを禁じ得ない。読み応えのある傑作評論である。――三浦雅士(毎日新聞3/24)

幅広い好奇心と博覧強記でなる著者にしか著せない本であろう。(略)14名の日本人クラシック作曲家たちの名曲にまつわる論考が収められた大著だが一気に読ませる。――佐伯一麦(朝日新聞3/2)

奇書、である。(略)正直私はここでとりあげられる作品の半分も聴いたことはない。しかし本書を読んでいるうちに、これらが自分の大好きな曲であったかのような気になってきた。批評の究極のマジックである。――岡田暁生(共同通信)

まず対象とする作品、作家への「愛」がある。(略)そこから時代の精神、また、対象となる当人達でさえ「そういう事なのか……」と恐らくは唸らせてしまうであろう眼力の鋭さに読者は圧倒されてしまう。――新垣隆(週刊文春4/4号)

「クラシック音楽」で読む日本の近現代100年。山田耕筰、伊福部昭、黛敏郎、三善晃――。怒濤の近現代を生きた音楽家の作品を辿りながら、この国の歩みに迫り、暴き、吠える。鬼才の本気に刮目せよ! ある時は西洋列強に文明国と認められるため。ある時は戦時中の国民を奮闘させるため。きわめて政治的で社会的で実用的な面がある「音楽」。政治思想史家にして音楽評論家である著者が、14の名曲から近現代史を解説する。
目次
前口上
第1章 三善晃のオペラ『遠い帆』
第2章 伊福部昭の『ゴジラ』
第3章 山田耕筰のオペラ『黒船』
第4章 尾高尚忠の交響曲第一番
第5章 別宮貞雄のオペラ『有間皇子』
第6章 諸井三郎のピアノ協奏曲第二番
第7章 早坂文雄の『左方の舞と右方の舞』
第8章 深井史郎の交響的映像『ジャワの唄声』
第9章 山田一雄の『おほむたから』
第10章 大木正夫の交響曲第五番『ヒロシマ』
第11章 信時潔の『海ゆかば』
第12章 戸田邦雄のバレエ音楽『ミランダ』
第13章 黛敏郎のオペラ『金閣寺』
第14章 松村禎三のオペラ『沈黙』
あとがき
主要参考文献と録音等の手引き
著者略歴(片山 杜秀)
1963年仙台市生まれ。東京で育つ。音楽評論家、政治思想史研究者。慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は政治学。『音盤考現学』および『音盤博物誌』で吉田秀和賞、サントリー学芸賞をダブル受賞。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞。著書に『近代日本の右翼思想』『国の死に方』『クラシックの核心』『見果てぬ日本』『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』、共著に『平成史』などがある。
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