『日本語の焦点 日本語「標準形」の歴史 話し言葉・書き言葉・表記』の詳細情報

日本語の焦点 日本語「標準形」の歴史 話し言葉・書き言葉・表記
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タイトル 日本語の焦点 日本語「標準形」の歴史 話し言葉・書き言葉・表記
サブタイトル
著者 [著者区分]■野村 剛史 [著・文・その他]
■野村 剛史 [著・文・その他]
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■野村 剛史 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
1850円 シリーズ 講談社選書メチエ
ページ数 272p Cコード 0381
発売予定日 2019-06-12 ジャンル 一般/全書・双書/日本語
ISBN 9784065163856 判型 46
内容紹介
「スタンダード」とは本来は標準語のことである。しかし、「標準語」というと、たいていは、明治以降の「標準語」を思い浮かべるだろう。現在、アナウンサーがしゃべっている言葉、東京山の手の言葉などと言われるあの言葉だ。
ところが、本書では、江戸期以来、一貫して「話し言葉の標準形態」つまり「標準語」があったと考えている。これを、一般にイメージされる「標準語」と区別して「標準形(ルビ:スタンダード)」と呼ぼう。
書き言葉にも、標準形があった。これも、歴史をたどれば、室町時代までさかのぼる。
書き言葉を書く際の表記にも、標準形はあった。
これも、明治維新と供に成立したものではない。いわゆる、仮名遣いの問題である。
時折言われるように、歴史的仮名遣いは正しいのだろうか。
いや、江戸期には、もっと多様で柔軟な表記を許すスタンダードがあった。

このようにして、「スタンダード」と言うことを軸として、本書は話し言葉、書き言葉、仮名遣いの歴史に分け入っていく。
豊饒な言葉の世界を堪能してください。
目次
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