『中国の歴史1 神話から歴史へ 神話時代 夏王朝』の詳細情報

中国の歴史1 神話から歴史へ 神話時代 夏王朝
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タイトル 中国の歴史1 神話から歴史へ 神話時代 夏王朝
サブタイトル
著者 [著者区分]■宮本 一夫 [著・文・その他]
■宮本 一夫 [著・文・その他]
■宮本 一夫 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
1350円 シリーズ 講談社学術文庫
ページ数 480p Cコード 0122
発売予定日 2020-10-09 ジャンル 一般/文庫/外国歴史
ISBN 9784065212615 判型 文庫(A6)
内容紹介
講談社創業100周年企画として2004年~05年に出版された全集「中国の歴史・全12巻」の学術文庫版が、いよいよ刊行開始。本全集は、2014年には中国で、2016年からは台湾で翻訳出版され、そのレベルの高さと視点の新しさから累計で150万部を超えるベストセラーになっている。
待望の文庫化、第1回配本は、第1巻と第2巻の同時配本。第1巻では、長年、中国での遺跡発掘を手掛けてきた著者が、「三皇五帝」や「盤古伝説」などで知られる中国の神話の表す史実を探り、「夏王朝」「殷王朝」の謎に迫る。
中国の古代文明といえば、かつては「黄河文明」を指したが、現在では、長江流域をはじめ、各地の多様な自然環境から展開した多元的な古代文明と理解されている。現在の中国のさまざまな地域社会や風土を考える際にも、こうした先史時代から続く地域文化の脈絡を無視できないのである。約1万年前の新石器時代、南北の文化地帯の周縁でアワ・キビ農耕や稲作農耕が生まれ、そこから牧畜型農耕社会と遊牧社会が分離し、さらにその周辺には狩猟採集民が存在した。こうした基本的生活様式が誕生した中から、いかにして初期国家が生まれたのか。最古の王朝とされる夏王朝と二里頭文化の関係とは――。
文庫化にあたり、原本刊行後の重要な遺跡と発掘成果を大幅に加筆。〔原本:2005年、講談社刊〕
目次
学術文庫版「中国の歴史」全一二巻の刊行にあたって(鶴間和幸)
はじめに
第一章 神話と考古学
第二章 中国発掘物語
第三章 農耕の出現
第四章 地域文化の展開
第五章 社会の組織化と階層化
第六章 非農耕地帯と農耕の拡散
第七章 牧畜型農耕社会の出現
第八章 地域間交流と社会の統合
第九章 犠牲と宗教祭祀
第一〇章 初期国家への曙光
おわりに
学術文庫版のための補足・
歴史キーワード解説
参考文献
年表
索引
著者略歴(宮本 一夫)
1958年松江市生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。愛媛大学法文学部助教授などを経て、現在、九州大学大学院人文科学研究院教授。2003年、第16回濱田青陵賞受賞。2018 年、アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員。主な著書に『中国古代北疆史の考古学的研究』(中国書店)、『農耕の起源を探る─イネの来た道』(吉川弘文館)、『東北アジアの初期農耕と弥生の起源』(同成社)、『東アジア青銅器時代の研究』(雄山閣)など。
著者略歴(宮本 一夫)
1958年松江市生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。愛媛大学法文学部助教授などを経て、現在、九州大学大学院人文科学研究院教授。2003年、第16回濱田青陵賞受賞。2018 年、アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員。主な著書に『中国古代北疆史の考古学的研究』(中国書店)、『農耕の起源を探る─イネの来た道』(吉川弘文館)、『東北アジアの初期農耕と弥生の起源』(同成社)、『東アジア青銅器時代の研究』(雄山閣)など。
著者略歴(宮本 一夫)
1958年松江市生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。愛媛大学法文学部助教授などを経て、現在、九州大学大学院人文科学研究院教授。2003年、第16回濱田青陵賞受賞。2018 年、アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員。主な著書に『中国古代北疆史の考古学的研究』(中国書店)、『農耕の起源を探る─イネの来た道』(吉川弘文館)、『東北アジアの初期農耕と弥生の起源』(同成社)、『東アジア青銅器時代の研究』(雄山閣)など。
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