『江戸歌舞伎作者の研究 ~金井三笑から鶴屋南北へ ~ 』の詳細情報

江戸歌舞伎作者の研究
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タイトル 江戸歌舞伎作者の研究
サブタイトル 金井三笑から鶴屋南北へ
著者 [著者区分]光延 真哉 [著・文・その他]
出版社 笠間書院 レーベル
本体価格
(予定)
12000円 シリーズ
ページ数 520p Cコード 3093
発売予定日 2012-03-07 ジャンル 専門/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784305705839 判型
内容紹介
歌舞伎の「黄金時代」を捉える。

江戸歌舞伎が最も華やいだ18世紀後半の50年に活躍し、役者を上回る権威を誇ったとして作者の理想像とされた金井三笑の全貌を明らかにする。
作劇法や作者観を分析し、弟子・四代目鶴屋南北へ受け継がれていく流れを新たに構築。
三笑から南北を逆照射し、南北のあらたな姿を”発見”する。
現存唯一の三笑作品『卯しく存曽我』(おんうれしくぞんじそが)を活字化するほか、南北の最初期作品『けいせい井堤〔ヤマブキ〕』(いでのやまぶき)など、新資料を多数紹介!

初紹介の台帳、資料多数!
役者の探墓に便利な、別冊「江戸・明治 歌舞伎役者墳墓一覧」付

【鶴屋南北の研究は数多く行なわれてきたが、南北の登場に至るまでの流れを考慮するという視点は、従来あまり採り入れられていなかった。南北があまりに大きな存在であるが故に、南北のみが特別視され、十八世紀後半の歌舞伎作者の研究が空洞化してしまっているのである。こうした現状を受けて本書では、南北の師である金井三笑に注目することによって、南北をより立体的に捉えるよう試みた。つまり、三笑の活動を軸にして、十八世紀後半の「黄金時代」の歌舞伎の様相をより具体的に解明するとともに、さらにそれが、次の時代の南北へどのような影響をもたらしたか、幕末・明治期の資料も視野に入れつつ明らかにするのが、本書の目的とするところである。…まえがきより】
目次
まえがき

第一部 論文編
第一章 金井三笑
第一節 金井三笑の事績—中村座との関わりを中心に—
第二節 市村座時代の金井三笑
第三節 金井三笑の狂言作者論—『神代椙_論』と『祝井風呂時雨傘』—
第四節 『卯しく存曽我』考

第二章 天明・寛政期の江戸歌舞伎の諸相
第一節 江戸歌舞伎における台帳出版—初代瀬川如皐作『けいせい優曽我』をめぐって—
第二節 『春世界艶麗曽我』二番目後日考

第三章 四代目鶴屋南北
第一節 『けいせい井堤〔ヤマブキ〕』考
第二節 『曽我祭俠競』考
第三節 『四天王楓江戸粧』考
第四節 『東海道四谷怪談』考

第二部 資料編
(一)『卯しく存曽我』台帳翻刻
   序幕(東京大学国語研究室蔵)
   中幕(抱谷文庫蔵)
   東大本との主な異同
(二)西尾市岩瀬文庫所蔵『柳島浄瑠理塚奇話』
(三)歌舞伎役者の墳墓資料

あとがき
人物名・作品名索引

★別冊 江戸・明治 歌舞伎役者墳墓一覧
著者略歴(光延 真哉)
1979年東京生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文社会系研究科修士・博士課程修了。博士(文学)。
日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在、白百合女子大学文学部講師。
〔著書〕『江戸の声 —黒木文庫でみる音楽と演劇の世界—』(東京大学出版会、2006年、共著)、『日本文学検定公式問題集〔古典〕2級』(新典社、2011年、執筆協力)など。
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