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タイトル |
思考からの逃走 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 岡嶋 裕史 [著・文・その他]
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出版社 |
日経BP 日本経済新聞出版本部 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
256p
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Cコード |
0036 |
発売予定日 |
2021-02-24 |
ジャンル |
一般/単行本/社会 |
ISBN |
9784532176976 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
9割の学生が「AIに就職先を相談したい」 乗換案内の結果、グルメサイトの評価、 そして検索エンジンの導くサイトも疑わない。 もはや、人間は考えることを望んでいない?
では、「自分で考えること」を手放さないのは誰なのか? 失敗を許容しない社会で「意思決定」はどう変わるのか?
なぜ人間は「自分で考えること」を手放すのか? 自動運転車に搭載すべき倫理観、デジタル化が生んだ握手会、 善意の監視とパノプティコンなど、失敗を許容しない社会の問題を幅広く解説。
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目次 |
本書目次より抜粋
第1 章 意思決定を放棄する私たち ・就職活動という発表会 ・「ここだけの話」はもうできない ・なぜ学生は思考を放棄したのか ・創造的な仕事はそんなにしたくない ほか
第2 章 能力の外部化の果てに何があるのか ・SNSは囲い込む、決めさせる ・人間の歴史は外部化の歴史 ・監視社会とイノベーション ・デジタル化が生んだ握手会 ほか
第3 章 企業が主導する「倫理」 ・答えのない問題に答えを与えるということ ・橋問題とバイク問題 ・自動運転車が優先すべき命 ・人間中心のAI社会原則 ほか
第4 章 みんなが怖がる監視社会は本当に怖いのか ・ベンサムのパノプティコン ・紳士的な監視の時代 ・「正しい行動」の圧力 ・投票ではなくレビューで変える ほか
第5 章 未来はどうなるのか ・あなたの意思決定は後押しされている ・人間だから安心という嘘 ・ネタバレを望む人々 ・眼鏡を手放せるか ほか |
著者略歴(岡嶋 裕史) |
中央大学国際情報学部教授 1972年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。富士総合研究所、関東学院大学経済学部准教授、関東学院大学情報科学センター所長を経て現職。専門は情報ネットワーク、情報セキュリティ。『いまさら聞けないITの常識』(日経文庫)、『プログラミング教育はいらない GAFAで求められる力とは?』(光文社新書)、『5G 大容量・低遅延・多接続のしくみ』『ブロックチェーン 相互不信が実現する新しいセキュリティ』(以上、講談社ブルーバックス)ほか、NHKテキスト、資格試験対策書など著作多数。 |