『ペンギンの島』の詳細情報

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タイトル ペンギンの島
サブタイトル
著者 [著者区分]■アナトール・フランス [著・文・その他]
■近藤 矩子 [翻訳]
出版社 白水社 レーベル
本体価格
(予定)
1900円 シリーズ 白水Uブックス
ページ数 390p Cコード 0297
発売予定日 2018-03-14 ジャンル 一般/新書/外国文学小説
ISBN 9784560072172 判型 新書(B40)
内容紹介
ペンギンの国に託して描く人類の愚行の歴史
 高徳の聖者マエールは悪魔に唆されて極地の島に向かい、間違ってペンギンに洗礼を施してしまう。天上では神が会議を開き対応を協議、ペンギンたちを人間に変身させて神学上の問題を切り抜けることにし、ここにペンギン国の歴史が始まった。裸のペンギン人に着物を着せるという難題に始まり、土地所有と階級の起源、竜退治の物語、聖女伝説、王政の開始、ルネサンス、革命と共和国宣言、英雄トランコの登場、国内を二分した冤罪事件と続くペンギン国の年代記は、フランスの歴史のパロディであり、古代から現代に至る人類社会の愚行が巧みなユーモアで戯画的に語り直される。ペンギン人の富裕層が主張するトリクルダウン理論への諷刺や、近未来の新格差社会の光景は、21世紀の日本に生きる我々にも痛切に響くだろう。ノーベル賞作家A・フランスの知られざる名作。
目次
著者略歴(アナトール・フランス)
1844-1924年。パリ生まれ。高踏派詩人として出発、その後小説に転じて『シルヴェストル・ボナールの罪』、『舞姫タイス』、『赤い百合』、『神々は渇く』などの長篇でフランス文学を代表する作家となる。ドレフュス事件など社会問題にも深い関心を寄せ、積極的に活動した。アカデミー・フランセーズ会員。1921年、ノーベル文学賞受賞。邦訳に《アナトール・フランス小説集》全12巻(白水社)がある。
著者略歴(近藤 矩子)
1929年、三重県生まれ。フランス文学者。東京外国語大学フランス科卒、東京大学仏文科大学院修了後、パリ大学に留学。帰国後、福岡女子大学でフランス文学を講じる。1972年没。訳書にジルベール・サラシャ『フェリーニ』(三一書房)、ミシェル・メニル『溝口健二』(三一書房)などがある。
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