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タイトル |
パスタの歴史 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■シルヴァーノ・セルヴェンティ [著・文・その他] ■フランソワ・サバン [著・文・その他] ■フランソワーズ・サバン [著・文・その他] ■小矢島聡 [監修] ■清水由貴子 [翻訳] ■飯塚茂雄 [監修]
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出版社 |
原書房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
414p
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Cコード |
0098 |
発売予定日 |
2012-02-10 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784562047536 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
古代小麦にはじまる「パスタ」の深遠な歴史を、現在まで網羅的に捉え、原料・種類・調理方法のみならず、 生産技術の変遷、「パスタ」を取り巻く社会情勢や国際的動向まで多面的に解説する。 これまで断片的な情報しかなかった「パスタ」を総括する画期的な書。
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目次 |
序文 アンティパス・タ プロローグ はじめに小麦ありき 1.地中海の穀物の帝王 2.中国の小麦──遅れて始まった栽培
第一章:パスタの誕生 1.伝説をさかのぼる 2.パスタの矛盾 3.パスタにまつわる言葉や仮説 4.古代の遺産 5.パスタの聖域 6.パスタの基本形 7.ラザーニャ──平打ちパスタの原型 8.ヴェルミチェッリの仲間 9.乾燥パスタと生パスタ 10.両伝統のたゆまぬ発展 11.「パスタ料理」の誕生
第二章:先駆者の時代 1.シチリア──乾燥パスタ発祥の地 2.サルデーニャ、その他の生産地 3.貿易の発展 4.乾燥パスタの市場 5.生パスタの販売 6.麺棒、鉄串、スタンガ(レバー)
第三章:手づくりパスタから機械生産へ 1.小麦の伝播 2.パスタ職人の独立 3.レバー式捏ね機の功績 4.押出機の革命 5.近代的なパスタ職人
第四章:手工業による黄金時代 1.パスタ製造業の誕生 2.手工業による生産の限界 3.理想の手、女性の役割 4.自然乾燥 5.産業革命以前のイタリアのパスタ製造所 6.ナポリのマッケローニとジェノヴァのパスタ
第五章:工業生産の時代 1.近代化のエネルギー 2.技術革新のメカニズム 3.〝鉄人〟がつくるパスタ生地 4.機械の勝利 5.天日に頼らない乾燥 6.変容する時代の光と影 7.産業革命から食品革命へ
第六章:国境なきパスタ 1.パスタの新たな地平線 2.ドイツからコサックの地へ 3.大西洋を越えて 4.フランスの伝統 5.アルザス──卵のパスタにかける情熱 6.新世界のパスタ──アメリカの場合
第七章:飽食の時代 1.パスタの世界 2.フランスの野望 3.イタリアの王座奪回 4.アメリカに学ぶ 5.原料規制のメリットとデメリット 6.オーガニック製品と手づくりパスタ 7.生パスタの王国
第八章:美味なるパスタ 1.脈々と続く伝統 2.何はともあれ生パスタ 3.詰め物パスタ──形、色、風味 4.乾燥パスタ──口に広がる芸術 5.やわらかいパスタから硬いパスタへ 6.パスタとさまざまなパートナー 7.メニューのパスタ
第九章:中国──もうひとつのパスタの祖国 1.パスタ、パン、饅頭──「餅」の実例 2.文明の顕著な特徴 3.文人サロンの喜楽 4.祭礼の「餅」 5.パスタの魅力とその原型 6.初期のレシピ 7.全国区の「餅」の人気 8.南部の風土に順応した北部のパスタ料理 9.新たな風味、様式、料理 10.歴史の終焉、豊かな郷土料理
付録:パスタにまつわる言葉
監修者あとがき 訳者あとがき 注釈 参考文献 |