『消えた将校たち ~カチンの森虐殺事件 ~ 』の詳細情報

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タイトル 消えた将校たち
サブタイトル カチンの森虐殺事件
著者 [著者区分]■中野五郎 [翻訳]
■朝倉和子 [翻訳]
■根岸隆夫 [解説]
■J.K.ザヴォドニー [著・文・その他]
出版社 みすず書房 レーベル
本体価格
(予定)
3400円 シリーズ
ページ数 284p Cコード 1022
発売予定日 2012-12-19 ジャンル 教養/単行本/外国歴史
ISBN 9784622076483 判型 46
内容紹介
第二次大戦中の1943年2月、西ロシアのカチン地区を占領中のドイツ軍は偶然ポーランド将校数千名の遺体を発見した。
今では、1940年春の虐殺がソ連の犯行だったことは周知の事実。しかし本書が米国で刊行された1962年当時は、米英ソは協調してヒトラー犯行説を主張、事実を隠蔽し、ソ連の一次資料も90年代まで封印されていた。
著者は若いときワルシャワ蜂起に参加し、米国に帰化したポーランド人学者。ソ連以外の関係国の資料を可能なかぎり収集し(東京の国会図書館まで調べている)、生存者の証言を集め、いわば傍証から、ソ連犯行説を固める。まるで複数の大国を相手にひとりで戦うかのように。
ポーランド将校たちはいつ、誰に、なぜ、どのように殺されたのか? 列強の隠蔽工作で誰が消されたか? ドイツ、ソ連、ポーランド三国の証拠品争奪戦の行方は? 読者は息詰まるような“ノンフィクション”を読むことになるだろう。
ソ連の崩壊後、一次資料が公開されはじめると、ザヴォドニーの主張は裏付けられた。いまだに引用頻度がもっとも高く、基本研究書でありつづける稀有な存在だ。
中野五郎訳『カティンの森の夜と霧』(読売新聞社,1963年)を大幅に改訂した新版。

【目次抄】
まえがき
1 消えたボーランド軍捕虜
2 森の墓場
3 不都合な同盟国――生者と死者
4 ソ連調査団の現地調査
5 ニュルンベルク裁判――国際政治の罪と罰
6 証拠分析
7 状況の再現――墓穴のふちへ
8 状況の再現――生死を分けたもの
9 カチン事件が生んだ戦後の諸問題

解説  根岸隆夫
原注/ソ連内務人民委員部のカチンの森虐殺事件関与者/参考資料と文献一覧/索引

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