『ナイチンゲール 神話と真実[新版]』の詳細情報

ナイチンゲール 神話と真実[新版]
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タイトル ナイチンゲール 神話と真実[新版]
サブタイトル
著者 [著者区分]■ヒュー・スモール [著・文・その他]
■田中京子 [翻訳]
出版社 みすず書房 レーベル
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 328p Cコード 0047
発売予定日 2018-12-04 ジャンル 一般/単行本/医学・歯学・薬学
ISBN 9784622087588 判型 46
内容紹介
「ランプを持った天使」として慈愛、献身の代名詞のように崇め奉られてきたフローレンス・ナイチンゲール。クリミアで名声を得ながら、帰国後、看護の現場に背を向けつづけたことは、後世の伝記作者たちを悩ませてきた謎だった。病院看護の仕事と、後進の看護婦の指導・育成をかつてあれほど激しく望んだ彼女が、いったいなぜ?
戦争終結の翌年、1万6千人の兵士の死をもたらした責任を追及する王立委員会が開かれた。ナイチンゲール自身が積極的に開催を働きかけた王立委員会が終了した直後、彼女は虚脱状態に陥り、10年もの間病床にあった。以後、完全に健康を取り戻すことなく、それでも一生をつうじて、政府や医学界を相手に苛烈な公衆衛生改革へと自らを駆り立てていったナイチンゲール。その原動力となった「罪の意識」とは。どんな事実に彼女は辿りついたのか。
没後より出版の相次いだナイチンゲール伝のいずれにも抜け落ちていたある事実を、偶然残された2通の手紙を導きの糸として追ったFlorence Nightingale: Avenging Angelからほぼ20年。新たに公開されたナイチンゲールの書簡やイギリス議会の記録をもとに、初版では謎に終わっていたところに納得のゆく結論を得た改訂版から、結論の加筆を生かした待望の新版。
目次
「21世紀――ナイチンゲール像への接近」  川島みどり

図版
人物相関図
主なできごと

謝辞
まえがき

1 野心
2 クリミア戦争
3 戦後検証
4 隠蔽
5 復讐
6 名声と神話

資料「鶏のとさか」――ナイチンゲールが作成した最も有名な統計図表(1858年)

訳者あとがき
新版への訳者あとがき

原註
参考文献
索引
著者略歴(ヒュー・スモール)
1943-。社会歴史学者、政治経済学者。イングランドのオクスフォードに生まれる。ダーラム大学で物理学と心理学を修め、卒業後は通信業界の経営コンサルタントとして長く勤め、1998年より研究・執筆活動に入る。実務を通じて培った分析方法を歴史研究に適用したFlorence Nightingale, Avenging Angel (Constable, 1998)、その改訂版A Brief History of Florence Nightingale (Robinson, 2017)のほか、The Crimean War (Tempus Publishing, 2007)の著作がある。
著者略歴(田中京子)
1948年、東京に生まれる。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。訳書 ボティックハイマー『グリム童話の悪い少女と勇敢な少年』(共訳、紀伊國屋書店、1990)ポーター『健康売ります』(みすず書房、1993)ハーン『美女と野獣』(新曜社、1995)クイン『マリー・キュリー』全2巻(みすず書房、1999)スモール『ナイチンゲール 神話と真実』(2003)『ナイチンゲール 神話と真実[新版]』(2018、以上みすず書房)ヒッチングズ『ジョンソン博士の『英語辞典』』『世界文学を読めば何が変わる?』『英語化する世界、世界化する英語』(以上みすず書房、2007、2010、2014)。
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