『ドイツ帝国の成立と東アジア ~遅れてきたプロイセンによる「開国」 ~ 』の詳細情報

ドイツ帝国の成立と東アジア
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タイトル ドイツ帝国の成立と東アジア
サブタイトル 遅れてきたプロイセンによる「開国」
著者 [著者区分]鈴木 楠緒子 [著・文・その他]
出版社 ミネルヴァ書房 レーベル
本体価格
(予定)
6000円 シリーズ MINERVA 西洋史ライブラリー
ページ数 296p Cコード 3322
発売予定日 2012-10-20 ジャンル 専門/全書・双書/外国歴史
ISBN 9784623063932 判型 A5
内容紹介
従来の研究の枠を越え、よりグローバルな視角から捉え直す、ドイツ統一国家の形成過程。
目次
はしがき

序 章 ドイツ国民国家形成と「開国」期の東アジアとの関係…
 1 グローバルなドイツ近現代史研究の新潮流
 2 東アジアの研究史上の位置
 3 本書の構成


 第Ⅰ部 ドイツ自由主義と東アジアの「開国」

第1章 1840年代ドイツ自由主義二大新聞の中国論
    ——アヘン戦争をめぐって
 1 アヘン戦争の研究史
 2 カントン・システム末期の中国情報源と英中関係報道
 3 イギリス政府の中国遠征軍派遣をめぐって
 4 南京条約後の東アジア情勢論
 5 アヘン戦争後の世界とドイツ

第2章 1850年代ドイツ自由主義陣営の東アジア情勢論
    ——ミュンヘンのオリエンタリスト、ノイマンの論説
 1 ノイマンのジャーナリズムにおける功績
 2 1848年革命とノイマン
 3 クリミア戦争と東アジア
 4 「第二次英中戦争」とオーストリア軍艦ノヴァラ号の世界周航
 5 オーストリアへの失望から小ドイツ主義国民運動へ

第3章 オイレンブルク使節団とプロイセン自由主義者
    ——小ドイツ主義的統一国家建設との関連で
 1 ドイツ統一国家形成史とオイレンブルク使節団
 2 使節団の派遣と自由派
 3 東アジア三国(日本・中国・シャム)との外交交渉
 4 使節団の成果に対する(プロイセン)本国の反応
 5 オイレンブルク使節団の教訓とプロイセン政府の対応

第4章 ドイツ帝国の創建と在華ドイツ人管理・管轄問題
    ——朝鮮南延君陵墓盗掘事件への対応
 1 海外在住者の保護、監督問題とドイツ帝国
 2 南延君陵墓盗掘事件
 3 事件への在華各国当局の対応
 4 ドイツ本国の対応
 5 海外から加速された小ドイツ主義的統一国家への歩み


 第Ⅱ部 オイレンブルク使節団の東アジア体験

第5章 オイレンブルク使節団の中国論
    ——条約締結交渉の経験
 1 オイレンブルク使節団の東アジア旅行記の登場
 2 使節団派遣以前の独中関係
 3 条約締結交渉
 4 使節団員の中国論
 5 意外に温かかった使節団員の中国への眼差し

第6章 19世紀中葉ドイツにおける日本旅行記の生成と受容
    ——オイレンブルク使節団の旅行記の役割
 1 他者認識の史料としての旅行記
 2 日本旅行の特殊性、限られた旅行者
 3 日本旅行記の公刊事情
 4 執筆者の意識と叙述スタイル
 5 読者の反響——自由主義系新聞と雑誌の書評から
 6 「学問的に誤っていない」日本旅行記の需要の陰で

第7章 19世紀第34半期における日独相互イメージの形成
    ——オイレンブルク使節団と遣欧使節団の経験
 1 国交樹立後の日独双方向の動き
 2 オイレンブルク使節団来日前夜の日独相互認識
 3 条約締結交渉の際の経験
 4 遣欧使節団の経験
 5 オイレンブルク使節団旅行記に描かれた日本
 6 日独双方の相手認識の温度差

補 論 近代ドイツにおける顕彰文化と「国際交流」の記憶
    ——ケンペルの事例が語るもの
 1 ケンペルの様々な顔
 2 19世紀の記念碑文化とケンペル
 3 20世紀前半のレムゴーにおける郷土運動とケンペル
 4 第二次世界大戦後のレムゴーとケンペル
 5 近代ドイツの顕彰文化の中の「国際交流」

終 章 新しいドイツ近代史像の構築
    ——「イースタン・インパクト」への注目から
あとがき
参考文献
人名・事項索引
著者略歴(鈴木 楠緒子)
神奈川大学外国語学部非常勤講師
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