『交錯する映画 ~アニメ・映画・文学 ~ 』の詳細情報

交錯する映画
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タイトル 交錯する映画
サブタイトル アニメ・映画・文学
著者 [著者区分]■加藤 幹郎 [著・文・その他]
■杉野 健太郎 [編集]
出版社 ミネルヴァ書房 レーベル
本体価格
(予定)
4200円 シリーズ 映画学叢書
ページ数 370p Cコード 3374
発売予定日 2013-03-20 ジャンル 専門/全書・双書/演劇・映画
ISBN 9784623064878 判型 A5
内容紹介
映画とアニメ、文学との関係に焦点を当てながら、複雑に絡み合う関係を考察する。
目次
映画学叢書刊行にあたって
はしがき

 第Ⅰ部 映画とアニメ

第1章 日本アニメーションにおけるスタイルと演出(板倉史明)
      ――草創期から第二次世界大戦まで
 1 『なまくら刀』と『浦島太郎』——アクションの面白さ、物語を語る欲望
 2 村田安司とコンティニュイティ編集
 3 戦前作品における奥行表現と『くもとちゅうりっぷ』

第2章 宮崎駿と手塚治虫(川勝麻里)
      ――〈漫画の神様〉を超えた漫画映画
 1 宮崎駿による手塚治虫批判の真意
 2 模倣者の苦悩——漫画家としての宮崎駿
 3 反・手塚としての、宮崎駿・大友克洋の「偽史」
 4 見出された〈成長する〉キャラクター
 5 視点とレイアウトに込められた「漫画映画の原点」
 6 構図と映像の技法に見る、手塚漫画の影響
 7 〈漫画の神様〉への劣等感とその克服

 第Ⅱ部 映画と文学

第3章 ハンス・カストルプの映画見物(山本佳樹)
――トーマス・マンと〈映画論争〉    
 1 〈映画論争〉とは何か
 2 ハンス・カストルプが観た映画
 3 トーマス・マンの映画論
 4 観客・検閲官・脚本家・原作者としてのトーマス・マン

第4章 アダプテーションをめぐるポリティクス(杉野健太郎)
      ――『華麗なるギャツビー』の物語学
 1 小説と映画の構造分析
 2 小説の語りと映画の語り
 3 階級物語としての『華麗なるギャツビー』
 4 『グレート・ギャツビー』と男に感情移入する語り手
 5 『華麗なるギャツビー』と女の脱神秘化
 6 アメリカン・ドリームの幻滅の完結性

第5章 ディアスポラ映画のジレンマ(山口和彦)
     ――『その名にちなんで』における成長物語、家族物語、アイデンティティ政治
 1 個人的経験と「民族的自伝」
 2 成長物語と「民族」への回帰
 3 視点人物の撹乱と解体される家族物語
 4 問われるアイデンティティ政治

 第Ⅲ部 メディア、ジャンルと映画

第6章 ゲルニカ×アメリカ(塚田幸光)
      ――ヘミングウェイ、イヴェンス、クロスメディア・スペイン
 1 ゲルニカ×ゲルニカ
 2 『ライフ』ヘミングウェイ、スペイン体験
 3 フィルム×ジャーナル——クロスメディア・スペイン
 4 シネマティック・ゲルニカ——『スペインの大地』を見る
 5 ゲルニカ×アメリカ——『スペインの大地』とFSA

第7章 文学と映画のアメリカ眼球譚(川本 徹)
      ――エマソン、『西部開拓史』、『2001年宇宙の旅』
 1 火星のモニュメント・バレー
 2 1836年眼球の旅
 3 エマソンからシネラマへ
 4 自然と視線のアメリカ文化史
 5 2001年眼球の旅
 6 スターチャイルドの環境レッスン
 7 2154年眼球の旅

第8章 ポスト・ノワールに迷い込む古典的ハリウッド映画(小野智恵)
      ――『ロング・グッドバイ』における失われた連続性
 1 ジャンルとしての〈フィルム・ノワール〉
 2 修正されたマーロウ像
 3 導かないメロディ
 4 見えない顔
 5 信用できないズームイン
 6 グレープフルーツ、コーヒーそしてコーク瓶
 7 「フーレイ」・フォー・ハリウッド

第9章 少女・謎・マシンガン(御園生涼子)
      ――〈角川映画〉の再評価
 1 少女の原光景
 2 女優・薬師丸ひろ子——シャーマンとしての少女
 3 暴力表象としての「マシンガン」
 4 ユートピアの終焉

初出一覧
映画用語集
人名索引/映画タイトル索引
監修者・執筆者紹介
著者略歴(加藤 幹郎)
2013年3月現在 京都大学大学院人間・環境学研究科教授
著者略歴(杉野 健太郎)
現在 信州大学人文学部教授
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