『逃亡者の社会学 ~アメリカの都市に生きる黒人たち ~ 』の詳細情報

逃亡者の社会学
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タイトル 逃亡者の社会学
サブタイトル アメリカの都市に生きる黒人たち
著者 [著者区分]■アリス・ゴッフマン [著・文・その他]
■二文字屋 脩 [翻訳]
■岸下 卓史 [翻訳]
■アリス・ゴッフマン [著・文・その他]
■アリス・ゴッフマン [著・文・その他]
出版社 亜紀書房 レーベル
本体価格
(予定)
2700円 シリーズ
ページ数 500p Cコード 0030
発売予定日 2021-03-26 ジャンル 一般/単行本/社会科学総記
ISBN 9784750516387 判型 46
内容紹介
刊行以来、賛否両論を巻き起こしたエスノグラフィ、ついに翻訳。

社会学の巨人アーヴィング・ゴッフマンを父にもつ著者・アリスは、フィラデルフィアの黒人居住地区「六番ストリート」に六年間暮らし、さまざまな罪状で追われる若者たちと日々を過ごす。

頻繁に行われる逃走劇や、警察による家宅捜索、刑務所を訪れる恋人や犯罪に加担する家族たち——。
麻薬や殺人とも深く結びついた生々しい営みをつぶさに観察していく中で、アリスは大きな事件に巻き込まれていく。

犯罪が日常化した暮らし、巨大な影響を及ぼす司法システム、それに対する人々の一筋縄ではない関わり……。「これが、アメリカで生きる黒人たちのリアル」
目次
■ プロローグ
■ まえがき
序章
第一章 六番ストリートの少年たちと彼ら彼らの法律上の問題
第二章 逃走術
第三章 警察がドアをガンガン叩くとき
第四章 法律上の問題を個人的に使える手立てに変える
第五章 犯罪者となった若者たちの社会生活
第六章 保護と特典の市場
第七章 クリーンな人々
結論 逃亡者のコミュニティ
■ エピローグ——六番ストリートを離れる
■ 謝辞
■ 付録——方法論ノート
■ 原注
■ 訳者解説
著者略歴(アリス・ゴッフマン)
1982年生まれのアメリカの社会学者。2004年にペンシルベニア大学を卒業した後、2010年にプリンストン大学で博士号を取得。本書の元となった博士論文は、2011年にアメリカ社会学会の最優秀博士論文賞に選ばれた。ウィスコンシン大学社会学部助教を経て、現在はポモナ大学社会学部客員准教授。
著者略歴(二文字屋 脩)
愛知淑徳大学交流文化学部准教授。早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター講師を経て、2021年より現職。首都大学東京(現・旧:東京都立大学)大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(社会人類学)。
著作に『人類学者たちのフィールド教育——自己変容に向けた学びのデザイン』(共編著、2021年、ナカニシヤ出版)など。共訳書にエドゥアルド・コーン著『森は考える——人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)。
著者略歴(岸下 卓史)
筑波大学ほか非常勤講師。立教大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。主な論文に「ミルパルテンセ概念の多様性に関する実証的研究——先住民世をめぐる葛藤についての一試論」(2010年、『イベロアメリカ研究』)、「『先住民性』の多分脈化をめぐるミルパアルタ村落の民俗誌——『伝統』と社会的帰属のローカリズム」(2015年、博士学位論文)がある。
著者略歴(アリス・ゴッフマン)
1982年生まれのアメリカの社会学者。2004年にペンシルベニア大学を卒業した後、2010年にプリンストン大学で博士号を取得。本書の元となった博士論文は、2011年にアメリカ社会学会の最優秀博士論文賞に選ばれた。ウィスコンシン大学社会学部助教を経て、現在はポモナ大学社会学部客員准教授。
著者略歴(アリス・ゴッフマン)
1982年生まれのアメリカの社会学者。2004年にペンシルベニア大学を卒業した後、2010年にプリンストン大学で博士号を取得。本書の元となった博士論文は、2011年にアメリカ社会学会の最優秀博士論文賞に選ばれた。ウィスコンシン大学社会学部助教を経て、現在はポモナ大学社会学部客員准教授。
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