『精神療法の人間学』の詳細情報

精神療法の人間学
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 精神療法の人間学
サブタイトル
著者 [著者区分]井原 裕 [著・文・その他]
出版社 岩崎学術出版社 レーベル
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 312p Cコード 3011
発売予定日 2020-10-07 ジャンル 専門/単行本/心理(学)
ISBN 9784753311712 判型 A5
内容紹介
「精神科医という職業を選ぶとは、ある運命を引き受けることを意味する。それは、人間を生涯のテーマとするということである。」島崎敏樹を祖とする、本邦の精神医学における人間学派の系譜を受け継ぐ著者は、「精神科医の仕事は、精神療法にある」「精神医学の本質は、人間学にある」という命題のもと、日々の臨床で患者とともに「人間とは何か」「人生とは何か」「生きるとは何か」を問いつづけ、言葉を、生活習慣を処方している。そこにみる、精神療法家としての精神科医のあるべき姿とは、その良心とは、哲学とは。そして、精神科医の矜持とは――。若手医師必読のみならず、患者をはじめ、あらゆる精神科医療関係者へ届けたい、「読む薬」
目次
はしがき

第Ⅰ部 人を診るということ
第1章 《私の面接》 精神療法としての生活習慣指導

第2章 《自切俳人と見た〝夢〟》 真夜中の補習はほどほどに、睡眠とくらしのリズム

第3章 《治りたがらない病人と》 精神療法家の夢と挫折 ―ボーダーライン問題によせて―

第4章 《治療者であるということ》 精神科診察における説明とその根拠―パーソナリティ障害の説明―

第5章 《あらゆる手立てを尽くすこと》 私の精神療法的アプローチ ―臨床の総合芸術―

第6章 《プロフェッショナルの志を》 精神科医とは、病気ではなく、人間を診るもの

第7章 《人を診ると誓った日から》 精神科医はタフでなければならない。

第Ⅱ部 薬物の軽重を問う
第8章 《こころある精神科医へ》 思春期臨床と疾患喧伝 ―薬を飲んで大丈夫か?―

第9章 《つくられる病》 『こころの風邪』はうつ病ではない

第10章《精神科医療は牧畜業ではない》 『こころの風邪』物語の終焉

第11章《「気分」に惑わされない臨床》 双極性障害の療養指導

第12章《依存からの卒業》 くすりを減らしたいあなたへ

第13章《クスリ飲むなら酒「飲むな」》 抗うつ薬の効果を最大化する

第14章《断酒指導7箇条》 薬物療法は望むが断酒を拒否する場合

第Ⅲ部 私の考える精神療法
第15章《その人に合わせて生活をととのえる》 こころの健康3つの習慣 ―療養指導の実際―

第16章《治療チームのコーディネーターとして》 情報化時代における精神科臨床 ―診療録の記載と病名の告知―

第17章《ときには諫言も必要》 メンタルヘルス・コンサルタントという役割

第18章 精神療法の人間学

第19章 大学病院外来における精神療法指導の実際

あとがき
索引
著者略歴(井原 裕)
1962年鎌倉市生まれ。1987年東北大学医学部医学科卒業。1994年自治医科大学大学院医学研究科博士課程修了(博士(医学))。後に国立療養所南花巻病院勤務。2001年ケンブリッジ大学大学院博士号(Ph.D.)取得。2002年順天堂大学医学部精神科講師。後に同准教授。2008年獨協医科大学越谷病院こころの診療科教授。現在,日本の大学病院で唯一の「薬に頼らない精神科」である,獨協医科大学埼玉医療センターこころの診療科にて,診療部長を務める。
他の書籍を検索する