『新西洋経済史講義-第2版』の詳細情報

新西洋経済史講義-第2版
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タイトル 新西洋経済史講義-第2版
サブタイトル
著者 [著者区分]柴田 英樹 [著・文・その他]
出版社 学文社 レーベル
本体価格
(予定)
3000円 シリーズ
ページ数 304p Cコード 3033
発売予定日 2020-03-16 ジャンル 専門/単行本/経済・財政・統計
ISBN 9784762029639 判型 A5
内容紹介
古代から現代まで歴史の道筋を体系的に把握し,
現代社会がいかなるものであるかについて解説した西洋経済史のテキスト。

第1章から第3章までは弁証法的唯物論を学ぶ上で必須の西洋哲学史,
4章でヘーゲルの弁証法とマルクスの弁証法の相違を特に価値形態論を例に挙げて説明し,
第5章でマルクスの階級論を貨幣論との関連で論じた。
第6章から第10章は古代から近世までの経済史的発展の要点,
第11章から第15章でイギリスとドイツを中心に産業革命とその後の経済発展の過程を論じた。
第16章ではこのような発展の一つの帰結としてのイギリスによる経済覇権を論じている。
冷戦の発生から終結までのドイツ、現代の覇権国家たるアメリカについても掲載。
目次
第1章 社会的統合原理を巡って
第1節 ノモスとピュシス
第2節 古代ギリシアの国家思想
第3節 近代の国家思想
第4節 法律の根拠づけ

第2章 ヘーゲルのキリスト教批判
第1節 キリスト教思想
第2節 ヘーゲルのキリスト教批判
第3節 ヘーゲルの弁証法

第3章 実存主義
第1節 人間の歴史性・現実性
第2節 ハイデガーの人間理解と科学批判
第3節 サルトルの主体論

第4章 価値形態論と宗教批判
第1節 ヘーゲルの弁証法とマルクスの弁証法の相違
第2節 商品の物神性と宗教批判
第3節 価値形態論

第5章 本源的蓄積と階級社会
第1節 本源的蓄積
第2節 階級存在論
第3節 階級意識論

第6章 ローマ帝国と古代ゲルマン社会
第1節 『共同体の基礎理論』
第1項 共同体の一般的規定 / 第2項 共同体の諸類型 / 第3項 共同体の解体と資本主義への移行
第2節 古代ゲルマン農牧社会
第1項 集落形態と社会経済の特性 / 第2項 社会構成 / 第3項 盛土集落フェーダーゼン=ヴィールデ
第3節 ローマ帝国の支配と自由ゲルマニア

第7章 古典荘園と封建制
第1節 封建制(レーン制)の成立過程
第1項 フランク王国の成立 / 第2項 封建制(レーン制)の形成 / 第3項 キリスト教帝国としてのカロリング帝国
第2節 農村経済秩序としての古典荘園制度
第1項 古典荘園の基本構造 / 第2項 農業生産

第8章 中世中期の社会
第1節 支配基盤としての王国教会と叙任権闘争の起源
第2節 大開墾時代
第1項 中世中期の西ヨーロッパにおける転換 / 第2項 領主の農民への譲歩 / 第3項 統一的農民身分の形成と村落共同体の成立
第3節 中世中期の都市建設
第1項 都市の本質と起源 / 第2項 都市の製造業 / 第3項 都市の行政と内部制度

第9章 中世後期の社会
第1節 身分制国制の成立
第2節 中世後期の農業恐慌
第1項 農業恐慌 / 第2項 農業制度の変化 / 第3項 農村前貸問屋制の成立
第3節 中世後期の都市社会
第1項 南ドイツにおける商業の発展 / 第2項 ハンザ同盟とハンザ都市の発展 / 第3項 ツンフト闘争

第10章 主権国家の登場
第1節 商業革命
第1項 新航路の発見 / 第2項 価格革命 / 第3項 商業中心地の移動
第2節 主権国家の発展
第1項 カール5世の帝国 / 第2項 宗教改革 / 第3項 三十年戦争
第3節 絶対主義国家への途
第1項 プロイセンの軍国絶対主義 / 第2項 領邦統治の諸形態 / 第3項 国庫主義(Kameralismus)と国家の覚醒

第11章 イギリス産業革命
第1節 弱小国家イギリス
第2節 イギリス商業革命
第3節 イギリス産業革命
第1項 木綿工業の工業化 / 第2項 イギリス資本主義の確立 / 第3項 農業革命

第12章 ドイツの工業化
第1節 ナポレオン戦争とプロイセン改革
第2節 ドイツにおける近代鉄道と産業革命
第1項 リストの鉄道構想 / 第2項 鉄道網の形成 / 第3項 ライプチヒードレスデン鉄道とマクデブルクライブチヒ鉄道
第3節 鉄道建設の波及効果
第1項 商品輸送 / 第2項 石炭・製鉄業 / 第3項 機械工業

第13章 金融資本の成立
第1節 銀行制度の発展
第1項 19世紀前半 / 第2項 産業革命と金融 / 第3項 株式銀行の設立
第2節 金融資本の形成
第1項 創業ブーム / 第2項 1873年恐慌 / 第3項 金融資本の確立

第14章 社会民主党史
第1節 西欧民主主義の構造転換
第1項 自由主義的代議制民主主義 / 第2項 大衆民主主義への転換 / 第3項 政党と利益団体
第2節 社会民主党の成立と発展
第1項 労働者政党の起源 / 第2項 社会民主党の発展と試練 / 第3項 社会民主党の急進化
第3節 修正主義の登場
第1項 労働運動の発展と組織 / 第2項 労働者層の政治化とその帰結 / 第3項 労使関係の新動向

第15章 ユン力一
第1節 ユンカーの支配権
第1項 グーツヘルシャフトの発展とユンカー / 第2項 第二帝政期のユンカーの特徴 / 第3項 軍隊・官僚制におけるユンカー
第2節 農業の状況
第1項 穀物価格の低下 / 第2項 農業保護政策 / 第3項 利益団体の形成
第3節 ユンカー経営の変質
第1項 農民解放後の労働組織 / 第2項 農業労働者問題

第16章 イギリスの覇権
第1節 自由貿易体制
第1項 自由貿易への転換 / 第2項 自由貿易体制の形成 / 第3項 自由貿易帝国主義
第2節 グローバル経済の成立と大不況
第1項 ヴィクトリア繁栄期 / 第2項 イギリスを中心とする世界市場の構造 / 第3項 大不況
第3節 イギリスの経済的覇権
第1項 イギリスの海外投資 / 第2項 金本位制と覇権国家 / 第3項 国際収支の発展段階説

第17章 ワイマール共和国の誕生
第1節 ワイマール共和国の誕生
第1項 ドイツ革命 / 第2項 エーベルト政権の確立 / 第3項 国民議会
第2節 共和国の危機
第1項ヴェルサイユ条約 / 第2項 内戦状態 / 第3項 ルール占領
第3節 相対的安定期

第18章 相対的安定期から世界恐慌へ
第1節 大連合
第1項 ヒンデンブルク大統領の選出 / 第2項 ヘルマン=ミュラー内閣 / 第3項 世界経済恐慌
第2節 大統領内閣
第1項 ブリューニング内閣の成立 / 第2項 外交政策と経済政策 / 第3項 ブリューニングの失脚
第3節 保守派のナチスへの接近
第1項 パーペン内閣 / 第2項 シュライヒャー内閣 / 第3項 ヒトラー政権の誕生

第19章 ナチスの台頭
第1節 ナチスの発展
第2節 ヒトラー内閣の誕生
第1項 国会選挙 / 第2項 国防軍とヒトラー / 第3項 ナチス支配の特徴
第3節 ナチスの経済政策
第1項 雇用創出 / 第2項 開戦 / 第3項 外国人労働者

第20章 戦後処理
第1節 占領体制の成立
第1項 占領方針の形成 / 第2項 占領軍の体制 / 第3項 敗戦直後の社会経済状況
第2節 占領政策
第1項 占領軍の経済政策 / 第2項 政治活動の開始
第3節 ドイツ政策と冷戦
第1項 パリ外相会議からロンドン勧告へ / 第2項 ベルリン封鎖

第21章 西ドイツの高度成長
第1節 ドイツ連邦共和国の成立
第1項 高度経済成長とパクス=アメリカーナ / 第2項 マーシャル= プラン /第3項 基本法の特徴
第2節 アデナウアーの時代
第1項 経済の奇跡 / 第2項 西側陣営への統合 / 第3項 社会的市場経済と経済復興
第3節 社会民主党の役割
第1項 ゴーテスベルク綱領 / 第2項 エアハルト政権 / 第3項 大連立内閣

第22章 低成長と新自由主義
第1節 1960年代のドイツ政策
第1項 アメリカの外交方針の転換 / 第2項 ベルリン危機 / 第3項 東西緊張緩和の気運
第2節 SPD-FDP 連立政権
第1項 ブラント政権(SPD-FDP 連立)の成立 / 第2項 東方政策 / 第3項 内政改革
第3節 社会国家の変容と社会主義国家の危機
第1項 CDU/CSU-FDP 連立政権の成立 / 第2項 内政の転換の試み / 第3項 東西関係の緊張と東方政策の継続

第23章 東ドイツ史
第1節 社会主義建設
第1項 DDR 建国前史 / 第2項 SED の支配権の確立 / 第3項 6月17日事件
第2節 DDR の発展
第1項 新経済政策の導入 / 第2項 ウルブリヒトの失脚 / 第3項 ホーネッカー体制
第3節 DDR の崩壊

第24章 ドイツ再統一とEU
第1節 国際問題としての再統一
第1項 DDR の崩壊 / 第2項 国際法的・政治的枠組み / 第3項 2+4条約
第2節 内政問題としての再統一
第1項 統一方式/第2項 国家条約/第3項 統一条約
第3節EUの統合過程とドイツ問題
第1項 マーストリヒト条約 / 第2項 通貨統合 / 第3項ゴーリストと大西洋主義者

第25章アメリ力の覇権
第1節 情報革命とグローバリゼーション
 第2節 覇権大国アメリカの戦略
  第1項 アメリカの富 / 第2項 アメリカの軍事覇権 / 第3項 シェール革命と人口成長
著者略歴(柴田 英樹)
(しばた ひでき)中央大学経済学部教授。
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