『東京大神宮ものがたり』の詳細情報

東京大神宮ものがたり
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タイトル 東京大神宮ものがたり
サブタイトル
著者 [著者区分]藤本頼生 [著・文・その他]
出版社 錦正社 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 328p Cコード 0014
発売予定日 2021-11-04 ジャンル 一般/単行本/宗教
ISBN 9784764601451 判型 46
内容紹介
神宮司庁東京皇大神宮遥拝殿として創建され、戦前期には広く「日比谷大神宮」「飯田橋大神宮」の名称で崇敬されてきた東京大神宮。
伊勢の神宮との深い由緒と歴史的経緯を持ち「東京のお伊勢さま」とも称される東京大神宮の創建から現在までのあゆみを多くの史料や写真をもとにわかりやすく紹介。
目次
はじめに ―大神宮創建から百四十年を迎えて
大神宮の名称・呼称についての解説―本書を読む方のために―
第一編 大神宮創建の経緯をたどる
―日比谷時代から飯田橋移転までの大神宮の歴史―
明治維新と伊勢神宮
維新の理想と神宮の御取扱
大教宣布の詔と神宮
三府へ神宮司庁出張所を設置
神宮教院と神宮教会の設立
神宮司庁東京出張所皇大神宮遥拝殿の創建
皇大神宮遥拝殿の意義
正院許可の意義
分社か遥宮か遥拝殿か
鎮座地の「場」としての意義
日比谷大神宮の所在地「有楽町」について
神宮司庁と神宮教院との分離
神宮教の立教とその活動
境内敷地をめぐる紛争
神宮奉斎会の設立
神宮奉斎会の事業
日比谷公園の出現と大神宮の公園内への移転話
芝公園へ移転?/日比谷公園の登場と再度の移転話/帝国ホテルの登場
境内に残されていた江戸城の痕跡
江戸城の一部(郭内)であった境内地/日比谷の外堀が大神宮への参詣を阻む?
関東大震災の罹災と大神宮
日比谷時代の二度の近隣火災/東京市中に大きな被害を残した関東大震災とその一年前の地震/震災後の遷座式/震災後の様子と神前結婚式の変化/神前結婚式を忌避された九月一日
大神宮のお引越し―有楽町から飯田橋への移転経緯―
帝都復興計画の発表と大神宮/帝都復興計画の発表と大神宮の移転計画/飯田町(飯田橋)の謂れ/移転に積極的であった飯田町の住民/賑やかだった移転式と遷座祭の様子
移転後の日比谷大神宮跡では? ―旧境内地のその後を探る―
旧境内地の意外な活用法?/旧境内地の現在/有楽町から消えない大神宮?/神宮奉斎会の解散/東京大神宮の創建
第二編 神前結婚式と礼典・大神宮
―神前結婚式の創始と起源・発展をめぐって―
婚礼儀式のあり方を変えた大神宮
神道における婚姻の意義
神前結婚式の創始以前について
神前結婚記念日は七月二十一日?
模擬神前結婚式と国礼修行部
増加する戦前期の神前結婚式の様相
名士らの結婚式
戦後の大神宮の新聞広告あれこれ
国典・国礼の大神宮
国礼の介助
国典講究部の設置
奉斎会時代の諸祭式
みそぎ行事と大神宮
第三編 大神宮あれこれ―大神宮の不思議を探る―
大神宮に祀られる神々
天照皇大神と豊受大神/倭比賣命/造化三神/飯富稲荷に祀られる神々
大神宮のおまつり―恒例祭祀について―
大神宮の恒例祭祀について
皇室と大神宮との関わり
紀宮さまの結婚式と大神宮/明治天皇の行幸/幼少期の大正天皇と大神宮
宮家と大神宮の関わり
大神宮の社殿の建設にあたって/財団法人神宮奉斎会設立と明治天皇/神宮奉斎会の名称と田中光顕宮内大臣
弥生神社と大神宮との関係
北の丸公園にある警察・消防殉難者の慰霊堂/遷座祭および合祀祭・慰霊祭奉仕をめぐって
戦地への慰問と慰霊祭
日清・日露戦争と神宮奉斎会/戦地への慰問/日露戦争の戦死者慰霊祭/激化する戦況と従軍記者の葬儀/大空襲の被害を免れた神宮奉斎会本院
大神宮は政治の裏舞台?
官庁街の至近―大神宮の立地環境/日比谷松本楼と大神宮境内にあった大松閣/新党結成運動にみる政治との接点としての「場」/東宮御渡航の祈願式/今泉定助会長の早朝講座/政治に関与できなかった神職
歌舞伎俳優と大神宮・飯富稲荷神社
境内の掲示板になぜ歌舞伎座のポスターがあるのか?/境内の末社、飯富稲荷神社と九代目市川團十郎の縁/歌舞伎俳優の神前結婚式と大神宮/歌舞伎俳優による明治天皇の平癒祈願/歌舞伎俳優の除隊出迎えと大神宮境内での祝迎
大神宮と文化事業・社会教化・社会事業
文化事業の皮切りとなった能楽奉納/教育勅語の奉読/説教会の開催/講演会事業/出版事業/大神宮文庫の刊行/社報の刊行/唱歌の合唱と合唱団の結成/和歌の奨励/結婚相談所の開設/敬神婦人会と崇敬会の結成/さまざまな講座やワークショップの開催/新設した文京区目白台の神饌用菜園
お伊勢参りと大神宮・神宮教院
神宮教時代の大参宮会の様子/神宮奉斎会の賛成員制度について/戦後の伊勢神宮講社について
伊勢にもあった大神宮の大本部
お伊勢参りの玄関と大神宮との関係/神宮教院から神宮教伊勢本院へ/神宮奉斎会伊勢大本部/神都公会堂
神宮大麻・暦の頒布と大神宮
重要な事業の一つであった神宮大麻・暦の頒布/神宮大麻の頒布と神宮教・神宮奉斎会
大神宮と海外布教
台湾から大神宮へ参詣/コレア丸に乗船した酒巻女史
先覚の顕彰や様々な祭典の執行
コレラ防疫の祈祷/聖上行幸の臨時祭など/常陸丸遭難一周年祭/国学者の顕彰/先覚の慰霊祭/諸分野で活躍した人々の神葬祭
現在の大神宮の建物について
現在の本殿および幣殿・拝殿/客殿(旧前田侯爵邸書院)/大神宮会館(新客殿)/東京大神宮マツヤサロン/社務所の増築/鳥居と社号標/境内の整備
境内にドライミスト?―大神宮の現代教化事情―
境内のドライミスト/認知度・好感度からみた大神宮/企業や団体とのコラボレーション/神宮式年遷宮の広報事業/広告媒体の活用
子育て支援と大神宮
「ウェルカムベビー」の大神宮/かつては境内に児童遊園があった大神宮/七夕祭りに併せた「七あそび」行事
大神宮の創立・発展に尽力した人物
①田中頼庸/②藤岡好古/③篠田時化雄/④今泉定助/⑤藤岡好春/⑥宮川宗徳/⑦佐佐木行忠/⑧坊城俊良/⑨松山能夫
【明治五年以降 歴代祭主・管長・会長・宮司一覧】
参考文献・論文一覧
あとがき
著者略歴(藤本頼生)
國學院大學神道文化学部 神道文化学科准教授
昭和49年、岡山県生まれ。
國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士後期課程修了。博士(神道学)。平成9年に神社本庁奉職後、平成23年に國學院大學専任講師を経て、平成26年より現職。専攻は日本宗教行政史、神道教化論、神道と福祉、宗教社会学など。



主要著書
 『神道と社会事業の近代史』(単著・弘文堂、平成21年)
 『神社と神様がよ~くわかる本』(単著・秀和システム、平成26年)
 『よくわかる皇室制度』(単著・神社新報社、平成29年)
 『鳥居大図鑑』(編著・グラフィック社、平成31年)
 『地域社会をつくる宗教』(編著・明石書店、平成24年)
 『神社・お寺のふしぎ100』(監修・偕成社、平成27年)
 『明治維新と天皇・神社―一五〇年前の天皇と神社政策―』(単著・錦正社、令和2年)
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