『知覚と判断の境界線 ~「知覚の哲学」基本と応用 ~ 』の詳細情報

知覚と判断の境界線
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タイトル 知覚と判断の境界線
サブタイトル 「知覚の哲学」基本と応用
著者 [著者区分]源河 亨 [著・文・その他]
出版社 慶應義塾大学出版会 レーベル
本体価格
(予定)
3400円 シリーズ
ページ数 264p Cコード 3010
発売予定日 2017-04-22 ジャンル 専門/単行本/哲学
ISBN 9784766424263 判型 46
内容紹介
この一冊で「知覚の哲学」の全貌がわかる

「知覚の哲学」の基本トピックを整理・紹介しつつ、心理学・認知科学・美学などの知見を交え、「見ることと考えることの境界線」を探る、現代哲学の最先端。

 20世紀はじめにセンスデータ説によって興隆をみせた「知覚の哲学」。一度は忘れ去られたこの領域が一世紀を経て、意識の自然化の問題に注目が集まったことにより、新たに息を吹き返した。
 分析哲学、現象学、心の哲学、美学、認知科学、認識論や存在論を総動員した最新の「知覚の哲学」から、事物の種類、他者の情動、音の不在、美的性質など、一見すると「理解」「判断」されると思われるものが、実は知覚されうる可能性を探る、野心的な試み。
目次
まえがき

序論 見ればわかる?

第1章 知覚可能性の問題
 1 問題の定式化
 2 分析哲学・現象学・経験科学
 3 この問題を問う意義はあるのか
 4 知覚理論から存在論と認識論へ

第2章 知覚の哲学の基本
 1 幻覚論法とセンスデータ説
 2 直接実在論としての表象説
 3 現象的性格と透明性
 4 その他の基本事項――関係説・概念主義

第3章 種性質の知覚
 1 知覚とカテゴライズ
 2 本物と偽物は見分けられない
 3 知覚学習と現象的対比

第4章 他者の情動の知覚
 1 素朴心理学
 2 現象学的事実と知覚メカニズム
 3 典型的な知覚とのアナロジー

第5章 不在の知覚
 1 無音の不可能性
 2 音の隙間を聴く
 3 不在知覚説からの応答
 4 高次モード知覚説(1)

第6章 美的性質の知覚
 1 シブリーの知覚的証明
 2 高次モード知覚説(2)
 3 美的性質の実在論が抱える問題
 4 反実在論と知覚のモード

第7章 知覚の存在論と認識論
 1 知覚のモードと傾向性実在論
 2 現象的性格に基づく正当化

結論 何がわかったか?

 あとがき

 文献一覧
 索引
著者略歴(源河 亨)
源河 亨
1985年生まれ。2015年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(哲学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)、慶應義塾大学非常勤講師。専門は、心の哲学、分析美学。翻訳に、ウィリアム・フィッシュ『知覚の哲学入門』(勁草書房、2014年、共訳)、ジェシー・プリンツ『はらわたが煮えくりかえる』(勁草書房、2016年)など。著作に、小熊正久・清塚邦彦(編著)『画像と知覚の哲学――現象学と分析哲学からの接近』(東信堂、2015年、共著)など。
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