『摂関院政期思想史研究』の詳細情報

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タイトル 摂関院政期思想史研究
サブタイトル
著者 [著者区分]森 新之介 [著・文・その他]
出版社 思文閣出版 レーベル
本体価格
(予定)
6500円 シリーズ
ページ数 352p Cコード 3021
発売予定日 2013-01-15 ジャンル 専門/単行本/日本歴史
ISBN 9784784216659 判型 A5
内容紹介
本書は、摂関院政期における民衆仏教史観の研究史を整理し、当該期の思想家たちや事象の考察および実証研究を深めることにより、通説としての民衆仏教史観と切り結び、その実像を鋭く描き出す。日本の思想史上、極めて重要な時期の一つとされる摂関院政期の思想史叙述に修正を迫る一書。
目次
第一章 民衆仏教史観の研究史
第一節 平民主義と仏教史叙述
第二節 村上専精の仏教史叙述
第三節 民衆仏教史観の闊歩と雌伏
第四節 古代対中世の闘争
第五節 正統対異端の闘争

第二章 末代観と末法思想
第一節 議論の前提
第二節 諸史料における末代観と末法思想
第三節 末代観の性格
第四節 藤原行成
第五節 後朱雀帝と小野宮実資、藤原資房
第六節 大江匡房
第七節 中御門宗忠
第八節 歴史思想の要因

第三章 九条兼実の反淳素思想
第一節 思想形成の過程
第二節 徳政と祈祷
第三節 徳政と内心
第四節 文治の意見封事

第四章 法然房源空の思想
第一節 不孝意識と凡夫意識
第二節 自行志向と民衆仏教者なる虚像
第三節 晩年の時機論と二門二行判
第四節 決定往生と三心四修

第五章 随分持戒と造悪無慚
第一節 法然房源空の随分持戒
第二節 一念義の造悪無慚
第三節 叡山衆徒の欝陶

第六章 興福寺の訴訟と専修念仏者への朝譴
第一節「興福寺奏状」
第二節 朝廷と五師三綱の交渉
第三節 興福寺による訴訟の位置付け
第四節 建永二年の朝譴
第五節 弟子たちの背師自立
著者略歴(森 新之介)
1983年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部人文専修卒業、東北大学大学院文学研究科日本思想史専攻分野博士課程後期修了。博士(文学)。現在、東北大学大学院専門研究員。専門は、九条兼実と法然房源空を中心とした摂関院政期思想史。〈主な研究業績〉「九条兼実の反淳素思想――中世初期における貴族の歴史思想の一側面――」(『日本思想史学』四〇、2008)、「法然房源空の二門判と二行判――その能否と難易、勝劣について――」(『宗教研究』八四‐三[三六六]、2010)など。
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