『スポーツと学校の暴力 ~力強く向き合うための視角 ~ 』の詳細情報

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タイトル スポーツと学校の暴力
サブタイトル 力強く向き合うための視角
著者 [著者区分]松田 太希 [著・文・その他]
出版社 青弓社 レーベル
本体価格
(予定)
2400円 シリーズ
ページ数 280p Cコード 0036
発売予定日 2019-12-25 ジャンル 一般/単行本/社会
ISBN 9784787234636 判型 46
内容紹介
スポーツ指導の現場で、監督やコーチが選手に暴力を振るう事件が後を絶たない。また、学校でも、いじめや体罰などの暴力が発生し続けている。そしてその結果、自死を選ぶ児童・生徒・学生も増えている。

なぜ人は学校やスポーツの場で暴力を振るうのか。こうした問いに対して「暴力的存在としての人間」という哲学の視座から、なぜなくならないかを考えるのが本書の立場である。

暴力の本質を問うフーコーやニーチェ、バトラー、フロイトらの議論を援用して学校やスポーツ指導を考察する。常に勝つために、指導者も選手も理想像や規律意識が高まりやすいというスポーツの暴力性や、本質的に規範という暴力をはらんだ学校教育の姿を浮かび上がらせる。

「愛の鞭」か、行き過ぎた指導か、という平行線の議論を超えて、人間の本性に関わる暴力とどう向き合えばいいのかを考えるために「暴力の社会哲学」を提起する。

目次
序 章 暴力の風景
第1章 問題の背景、本書の目的、研究方法
第2章 スポーツの本質に関わる暴力性
第3章 指導者―選手関係の暴力性
第4章 選手間関係の暴力性
第5章 科学と暴力からみるスポーツ指導
第6章 学校教育の本質に関わる暴力性
第7章 教師―生徒関係の暴力性
第8章 生徒間関係での暴力性
終 章 これからも考えていくために
目次
著者略歴(松田 太希)
1988年、岡山県生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。広島大学特別研究員。専攻は暴力論、スポーツ哲学、教育学。共著に『はじめて学ぶ体育・スポーツ哲学』(みらい)、論文に「運動部活動における体罰の意味論」(「体育学研究」第61巻第2号)、「教師は暴力的存在である――体罰の淵源を見据えて」(「広島大学大学院教育学研究科紀要 第1部 学習開発関連領域」第65号)、「スポーツ集団における体罰温存の心的メカニズム――S.フロイトの集団心理学への着目から」(「体育・スポーツ哲学研究」第37巻第2号)など。
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