『文化財としての「陵墓」と世界遺産 ~「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム ~ 』の詳細情報
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タイトル |
文化財としての「陵墓」と世界遺産 |
サブタイトル |
「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム |
著者 [著者区分] | ■「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム実行委員会 [編集] ■中久保 辰夫 [著・文・その他] ■今尾 文昭 [著・文・その他] ■宮川 徏 [著・文・その他] ■岸本 直文 [著・文・その他] ■新納 泉 [著・文・その他] ■滝沢 誠 [著・文・その他] ■福島 幸宏 [著・文・その他] ■高木 博志 [著・文・その他]
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出版社 |
新泉社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2500円 |
シリーズ |
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ページ数 |
216p
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Cコード |
1021 |
発売予定日 |
2021-05-07 |
ジャンル |
教養/単行本/日本歴史 |
ISBN |
9784787720252 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
世界遺産となった百舌鳥・古市古墳群はほとんどが「陵墓」で構成され、公開されていない。その名称も天皇陵古墳として登録されたが、最大の大山古墳は本当に仁徳天皇の墓なのか。世界の墳丘墓の現状なども参考にし、文化財としての「陵墓」をどう保存、整備し、公開へ向けてゆくのかを考える。
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目次 |
「陵墓限定公開」四〇周年を迎えて─あらたな課題を生む世界遺産登録 宮川 徏
Ⅰ基調講演・報告 「陵墓限定公開」四〇年と現状から考える 今尾文昭 1 現代社会と陵墓 2 「陵墓限定公開」二〇年シンポジウムから 3 「陵墓限定公開」三〇年シンポジウムから 4 昭和天皇の陵墓行幸と科学 5 今後に向けて
大仙古墳は允恭(倭王済)墓である 岸本直文 1 大仙古墳の墳丘と出土遺物 2 倭国王墓と二系列と古市・百舌鳥古墳群の築造順 3 大仙古墳の年代 4 大仙古墳の被葬者
副葬品からみた大山古墳─前方部石室出土の甲冑をめぐって 滝沢 誠 1 大山古墳の副葬品 2 大山古墳前方部石室出土の甲冑 3 甲冑から探る大山古墳の年代
世界の墳墓と世界遺産 中久保辰夫 1 世界の墳墓・墳丘墓 2 墳丘研究の可能性と課題
調査手法の進展と「陵墓」情報の充実 新納 泉 1 国土地理院データの利用 2 大山古墳の設計原理 3 今後の調査手法
近代天皇制と「陵墓」 高木博志 1 なぜ天皇制は「万世一系」の陵墓の体系が必要なのか 2 世界遺産と「仁徳天皇陵古墳」 3 史実よりも神話や物語
Ⅱ 討論 文化財としての「陵墓」と世界遺産 司会 福島幸宏
Ⅲ 資料 |
著者略歴(中久保 辰夫) |
中久保 辰夫(なかくぼ・たつお) 京都橘大学文学部歴史遺産学科准教授 |
著者略歴(今尾 文昭) |
今尾 文昭(いまお・ふみあき) 関西大学文学部非常勤講師 |
著者略歴(宮川 徏) |
宮川 徏(みやかわ・すすむ) 奈良県立橿原考古学研究所研究顧問 |
著者略歴(岸本 直文) |
岸本 直文(きしもと・なおふみ) 大阪市立大学文学研究科教授 |
著者略歴(新納 泉) |
新納 泉(にいろ・いずみ) 岡山大学名誉教授 |
著者略歴(滝沢 誠) |
滝沢 誠(たきざわ・まこと) 筑波大学人文社会系准教授 |
著者略歴(福島 幸宏) |
福島 幸宏(ふくしま・ひろゆき) 慶應義塾大学文学部准教授 |
著者略歴(高木 博志) |
高木 博志(たかぎ・ひろし) 京都大学人文科学研究所教授 |