『オープニングマインド ~子どもの心をひらく授業 ~ 』の詳細情報

オープニングマインド
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タイトル オープニングマインド
サブタイトル 子どもの心をひらく授業
著者 [著者区分]■ピーター・ジョンストン [著・文・その他]
■吉田新一郎 [翻訳]
出版社 新評論 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 348p Cコード 0037
発売予定日 2019-01-24 ジャンル 一般/単行本/教育
ISBN 9784794811141 判型 46
内容紹介
 教育について、いまや誰もが口をそろえてこんなふうに言うようになりました――教育とは知識の量を問うことではなく、「他者と協力できる人、イノベーター(新しいものや考え方や仕組みを創りだせる人)、問題解決に長けた人、クリティカル(批判的)な思考ができる人」を育てることであるべきだ、と。けれども、具体的に何をどうすべきかが提示されることはごくまれです。本書では、そのような教育を実現するための理論と実践が極めて分かりやすく紹介されます。
 まず授業を改革する上で最も重要な基盤として、教師が「言葉を選ぶ」ことの重要性が説かれます。たとえば先生が生徒に向かって「あなたがたがどれだけの単語を知っているか確認します」と言うのと、「あなたがたがすでにどれだけの単語を知っているか、見てみましょう」と言うのでは、大きな違いがあります。前者には先生の「上から目線」が感じられ、教室の雰囲気を暗くします。後者は子どもたちに自信をもたせるだけでなく、先生自身の意識をも変えていきます。
 次に、主体性やチャレンジ精神を重視する「ダイナミック・マインドセット」の考え方が解説されます。現実の教室は、無力感と思考停止の「固定マインドセット」に支配されてしまっています。この現状を変えるには、小手先の授業技術ではだめで、世界とのかかわり方を変える必要があるのです。
 本書にはほかにも、「公正な社会と公正な教育」「不確実性と違い」「社会的想像力」「道徳的主体性」など、授業を根底から変えるための重要で興味深いキーワードがたくさん出てきます。読み終えた時には、授業とは教師ひとりが教えるものではなく、教師と生徒がともに自らの能力を開花させる場なのだということが、深く理解できるはずです。
 授業を変えたいと願うすべての先生、教育の未来を憂慮するすべての方、そして本書の最後で説かれる「意味のある生活」をつくりだしたいと思っているすべての方に、ぜひ読んでいただければと思います。(よしだ・しんいちろう)
目次
著者略歴(ピーター・ジョンストン)
Peter JOHNSTON ニュージーランドで小学校教諭を務めたあと、アメリカ・イリノイ大学大学院で博士号を取得。現在はニューヨーク州立大学名誉教授。家族と研究以外の楽しみは、サッカー、歌うこと、冗談を言うこと、白ワインを飲むこと。
著者略歴(吉田新一郎)
ラーンズケイプの代表として、企業・行政・学校等の人材育成・研修プログラムの開発や講師を務めている。
著訳書として、『リーディング・ワークショップ』『読書家の時間』(共に新評論)などがある。
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