『ステージ別 腎臓病の治療とケア ~透析療法への進行抑制と心温まる透析ライフ ~ 』の詳細情報

ステージ別 腎臓病の治療とケア
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タイトル ステージ別 腎臓病の治療とケア
サブタイトル 透析療法への進行抑制と心温まる透析ライフ
著者 [著者区分]富野 康日己 [著・文・その他]
出版社 法研 レーベル
本体価格
(予定)
1600円 シリーズ
ページ数 192p Cコード 0077
発売予定日 2017-11-09 ジャンル 一般/単行本/家事
ISBN 9784865134070 判型
内容紹介
 今、腎臓病に悩まされる人は増え続けています。透析療法を受けている方は年々増加し、2015年の統計では32万人を超えています。また新たに必要となる方が年間4万人に及んでおり、その多くは生活習慣病による糖尿病からの腎臓病、慢性糸球体腎炎や高血圧性腎硬化症などの腎臓病の患者さんを中心に増えています。
 腎臓の働きの低下は、狭心症や心筋梗塞、さらに脳卒中など、心血管疾患も引き起こすなど沈黙の臓器としての脅威も併せもっており、日ごろからしっかりとした対処のできる知識を身に付けておく必要があります。
 そこで本書は、腎臓病の段階(ステージ)ごとに知っておきたい知識を解説し、自分に合った対処法がわかるように工夫されています。重症でない方には、透析導入を回避するための日常の取り組み方がわかります。
 特に、慢性腎臓病(CKD)が進み、透析療法に入っている患者さんをフォローします。同時にすべての患者さんとご家族に知っておいてもらいたい腎臓病治療と生活習慣の知識を、診療現場の視点に立ってやさしく解説します。
 ご家庭で取り組みやすい「食事」についても1章分用意し、毎日の理にかなった食生活を実現するために役立てられます。
目次
第1章 腎臓のしくみと病気

腎臓病患者は増え続けている
慢性腎臓病(CKD)患者は約1330万人
腎臓病が悪いと症状に現れると言われているが……
怖いのは自覚症状なしで忍び寄る慢性腎臓病
腎臓のしくみと働き
腎臓は複雑な組織でできている
腎臓は生命維持の大きな役割を担っている
腎臓病をめぐる重症化予防のための最新知識
腎臓病には2つのタイプがある
腎臓病の発症には生活習慣が深くかかわっている
メタボリックシンドロームと生活習慣は深くかかわっている
生活習慣病のチェックで危険回避を!
生活習慣病を予防する生活習慣
腎臓病の重症化を防ぐには早期発見が第一
     腎臓病の主な種類


第2章 腎臓病の種類と診断・治療

慢性腎臓病(CKD)とは?
腎臓の機能が徐々に低下していく腎臓病の総称
慢性腎臓病を放置すると、その行く先は「末期腎不全」
腎臓の状態を調べる検査
早期発見につながる尿の検査
病気の進行度を確認できる血液検査
     たんぱく尿が出ている人は自己検尿を
推算糸球体濾過量(eGFR)で腎臓の働きを確認する
腎臓の形や大きさ、異常を確認する画像検査
正確に診断と治療法を決める腎生検
慢性腎臓病の診断基準
診断はステージ(病期)別に分類される
慢性腎臓病の重症度を分類すると
慢性腎臓病(CKD)の4大原因疾患の診断と治療
さまざまな病気から腎臓病は引き起こされる
糖尿病性腎症
慢性腎炎(IgA腎症)
高血圧による腎障害(高血圧性腎硬化症)
多発性嚢胞腎
慢性腎臓病での運動の考え方
適度な運動は腎機能の低下を防ぐ
病期と運動療法
その他の慢性腎臓病の原因疾患
痛風腎
ループス腎炎
腎アミロイドーシス
腎盂腎炎
加齢による慢性腎臓病
腎結石
尿細管間質性腎炎(薬剤性)
肝炎ウイルスと腎障害
     ネフローゼ症候群
保存期腎臓病について
末期腎不全への進行を防ぐには
慢性腎臓病の合併症
高カリウム血症
高血圧
心不全
尿濃縮力障害
高窒素血症
代謝性アシドーシス
貧血
二次性副甲状腺機能亢進症
     腎臓病治療における人工知能(AI)の活用と医師の役割


第3章 腎臓病が進んでいる方へ

――腎不全透析療法でのQOLの向上
腎不全透析療法とは
透析療法はどの段階で検討されるか
血液透析(HD)
腹膜透析(PD)
透析による合併症
医療現場から透析療法を受ける患者さんへのメッセージ
透析療法を続けながらQOLを向上させるために
喫煙は病気を進行させる危険因子
短時間睡眠や睡眠障害に注意する
うつ傾向・うつ病への対策
     睡眠時無呼吸症候群とCKD
患者と家族のコミュニケーション
運動でQOLを向上させる
ロコモティブシンドロームとサルコペニアとは
筋力を維持して、寝たきり予防
血液透析管理
血液透析の種類と特徴
通院血液透析管理と在宅透析管理
長期療養病床での透析医療
透析療法中の体の管理
自分でできる管理
定期検査の数値を確認する
認知症への対策
予防と進行の制御
薬の使用
残薬の管理
     透析患者の旅行時の心得


第4章 ステージ別の食事療法

――生活管理法
腎臓病治療に欠かせない食事療法
腎臓の負担を軽減させるために
減塩の方法とコツ
カリウムを減らす工夫
たんぱく質をどのように摂るか
アルコール摂取のしかた
食品成分表の使い方
1.保存期腎不全での食事療法
ステージG1~G2の方の食事
ステージG3~G5の方の食事
2.末期腎不全透析療法での食事療法
透析治療の方の食事

あとがき 医の心―私の68年を振り返って・医師の想い―
     私の歩んだ道と医師への志、「仁」とは?
     医師の想いと患者さんの心
     患者さんの上手な病院のかかり方と今後の医療の変化

索引
著者略歴(富野 康日己)
医療法人社団 松和会常務理事。順天堂大学名誉教授
1949年生まれ。1974年、順天堂大学医学部卒業後、市立札幌病院で研修。79年、東海大学医学部内科助手・講師を経て、87年、米国ミネソタ大学に客員講師として招聘される。88年、順天堂大学医学部腎臓内科助教授、94年、同教授に就任。順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長、同大学医学部長・研究科長を経て2015年現職。日本内科学会(功労会員)、日本腎臓学会(功労会員)、日本成人病(生活習慣病)学会(理事)、日本糖尿病学会(評議員)、日本結合組織学会(評議員)などに所属。著書・監修書多数。
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