『近代中国と広域市場圏 ~海関統計によるマクロ的アプローチ ~ 』の詳細情報

近代中国と広域市場圏
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タイトル 近代中国と広域市場圏
サブタイトル 海関統計によるマクロ的アプローチ
著者 [著者区分]木越 義則 [著・文・その他]
出版社 京都大学学術出版会 レーベル
本体価格
(予定)
4200円 シリーズ プリミエ・コレクション
ページ数 354p Cコード 3322
発売予定日 2012-05-29 ジャンル 専門/全書・双書/外国歴史
ISBN 9784876982158 判型 A5
内容紹介
19世紀末の開港を経て,中国は世界経済システムに参入を果たす.わけても銀は国際分業を変え,国際分業は市場圏を変えた.これら三つを軸に据え,アジア交易圏論をはじめとする経済史学の豊富な蓄積によりながら,これまで本格的な検討と活用のなされなかった海関統計の実像を初めて明らかにし,広域市場圏の興隆と形成を活写する.
目次
序 章 近代中国市場圏研究
Ⅰ はじめに
Ⅱ 近代中国市場研究のアプローチ
Ⅲ 近代中国の市場圏の史的展開
Ⅳ 本書の構成と視角

第1部 開港場市場圏と世界経済

第1章 国際価格波動と中国の国際分業—銀価格低落問題の再検討
Ⅰ はじめに
Ⅱ 外国品の貿易物価と貿易数量
Ⅲ 内国品の貿易物価と貿易数量
Ⅳ おわりに
第2章 開港場市場圏の形成と変容—開港都市天津の事例分析
Ⅰ はじめに
Ⅱ 価格波動と開港場市場圏の形成
Ⅲ 開港場市場圏の実勢と変容
Ⅳ おわりに

第2部 長江市場圏から全国市場圏へ

第3章 長江市場圏と日本帝国圏—上海の工業化と日本の満洲支配
Ⅰ はじめに
Ⅱ 開港場市場圏の最終段階
Ⅲ 開港場市場圏の終焉
Ⅳ おわりに
第4章 上海の工業化と交易条件
Ⅰ 工業化と貿易をめぐる理論
Ⅱ 両大戦間期上海の貿易趨勢
Ⅲ 前半期(1914〜1931年)の工業化と貿易
Ⅳ 後半期(1932〜1937年)の工業化と貿易
Ⅴ 所得交易条件
第5章 関内市場圏の形成—1930年代中国の遠隔地間流通
Ⅰ はじめに
Ⅱ 1930年代中国対外輸出の開港場別動向
Ⅲ 1930年代関内遠隔地間交易の構造
Ⅳ おわりに

第3部 全国市場圏の分断と再建

第6章 戦時期の市場圏の分断
Ⅰ はじめに
Ⅱ 日中戦争と市場圏の分裂
Ⅲ 太平洋戦争と市場圏の衰退
Ⅳ おわりに
第7章 戦後初期中国の広域市場圏の再建
Ⅰ はじめに
Ⅱ 戦後初期国民政府のマクロ経済政策
Ⅲ 戦後初期中国の外国貿易
Ⅳ 中国地域別でみる国際分業
Ⅴ 戦後初期中国の国内分業
Ⅵ おわりに

第4部 統計と推計

第8章 中国海関統計論
Ⅰ はじめに
Ⅱ 海関統計の制度的基礎
Ⅲ 海関統計の編制方法
Ⅳ 海関統計の類別・刊行状況
Ⅴ おわりに
第9章 貿易物価指数の推計
Ⅰ はじめに
Ⅱ 指数推計の共通事項
Ⅲ 中国輸出入物価指数(1867〜1948年)
Ⅳ 上海貿易物価指数(1869〜1942年)

終 章 全国市場圏の形成と挫折
Ⅰ ダイバーシティ経済としての中国
Ⅱ 輸入代替工業化とダイバーシティ経済
Ⅲ 近代中国の広域市場圏の到達点
Ⅳ 通時的比較と国際比較

付 表
海関統計一覧
参考文献一覧
あとがき
索 引
著者略歴(木越 義則)
関西大学政策創造学部非常勤講師大阪産業大学経済学部非常勤講師
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