『樹木博士入門』の詳細情報

樹木博士入門
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タイトル 樹木博士入門
サブタイトル
著者 [著者区分]■宮本 卓也 [著・文・その他]
■小幡 和男 [著・文・その他]
■岩瀬 徹 [著・文・その他]
■川名 興 [著・文・その他]
■飯島 和子 [著・文・その他]
出版社 全国農村教育協会 レーベル 全農教・観察と発見シリーズ
本体価格
(予定)
2900円 シリーズ
ページ数 256p Cコード 0645
発売予定日 2020-03-10 ジャンル 一般/図鑑/生物学
ISBN 9784881371985 判型 B5
内容紹介
●事典プラス図鑑で樹木がわかる

 樹木観察のための図鑑や本でいちばん手こずるのが、用語の難しさとその意味するところです。何冊もの本を持ち出し、時間をかけて調べないと全貌がみえてこない、そうしているうちにあきらめたことも一再ならずある…そんな体験をお持ちではないでしょうか。
 ビジュアルでわかりやすい用語解説事典と図鑑のふたつの機能が融合した本が一冊あればいいのに…という読者のために作られたのが、本書「樹木博士入門」です。


●第1章 木の形とくらし

 形態と生態に視点をおいた、わかりやすいビジュアル樹木事典です。木の四季と木のからだの成り立ちを概観したあと、葉の形の観察、葉の交代、紅葉と落葉、冬芽とその展開、幹と枝、茎の肥大、木を支える根、花から果実へ…と観察のポイント、用語の意味を微に入り細にわたった写真を多用して、できるだけわかりやすく解説しています。


●第2章 身近な木の観察図鑑

 数多くある樹木を分類順にならべただけの図鑑では、観察上の類似点や相違点などがなかなかストレートには見えてきません。そこで、第2章図鑑部では、イチョウとソテツ、アカマツとクロマツ、いろいろなマツのなかま、カヤとイヌガヤとイチイ、ハンノキとシラカンバ、ケヤキやニレのなかま、コブシとモクレンのなかま、ウツギと名のつく木、林縁によく見る木、つる性の木、早春に花が目立つ木…といったようにグループでまとめています。そのまとめかたも系統分類によるだけでなく、生育場所や季節も加味し、観察者が野外でより実践的に使えるように整理しています。また樹形、樹皮、葉、花、果実、冬芽をできるだけ掲載し、樹木観察の基本をしっかりとおさえています。


●読者による、読者のための観察を大切に

 著者陣は「著者も読者も同じ観察者」との立場で、観察者の目線からこの本を作っています。そして、名前を知ることが終着駅ではなく、形を見る・動きを追う・くらしを考えることこそが大切との立場を貫いています。また、単に知識としてよりも、自分で観察し、自分で考えること、さらに同じ種類を年間にわたり、あるいは何年にもわたり継続して観察することの大切さを折に触れ説いています。


●博士入門シリーズ

 樹木博士入門は、写真が大きくて見やすいと好評の博士入門シリーズ第5弾。これまで「昆虫博士入門(2014年)」、「新・雑草博士入門(2015年)」、「石ころ博士入門(2015年)」、「カメムシ博士入門(2018年)」が出版されています。
目次
第1章 木の形とくらし

木の四季
木のからだの成り立ち
葉の形を観察する
 広葉樹の葉
 複葉と単葉
 葉のつき方(葉序)
 針葉樹の葉
葉の交代を見る
 常緑樹と落葉樹
 常緑樹の葉の寿命を考える
 順次に開葉する木と半常緑樹
紅葉と落葉
 紅葉と黄葉
 落葉と落枝
冬芽とその展開
 芽はシュートの始まり
 冬芽のいろいろ
 冬芽は夏に作られる
 コブシの冬芽の展開
 定芽と不定芽
幹と枝
 単軸型の成長
 仮軸型の成長
 短枝と長枝
 枝や幹のとげ
木の茎は肥大する
 アオキで観察しよう
 切り株を観察しよう
 樹皮とその組織
木を支える根
 根の形
 変わった根
 菌根菌と根粒菌
花から果実へ
 花は短縮したシュート
 裸子植物の花と種子
 被子植物の花
 花粉の媒介
 花から果実へ
 花から果実への観察
 いろいろな果実
 種子の散布と発芽

第2章 身近な木の観察図鑑

イチョウとソテツ
アカマツとクロマツ
いろいろなマツのなかま
スギ
メタセコイアとラクウショウ
ヒノキのなかま
カヤとイヌガヤとイチイ
マキと名のつく木
ヤナギのなかま
ポプラのなかま
シデのなかま
ハンノキとシラカンバ
どんぐりのなる木(1)落葉樹
どんぐりのなる木(2)常緑樹
どんぐりのなる木(3)ブナとイヌブナ
ケヤキやニレのなかま
エノキとムクノキ
クワとコウゾのなかま
コブシとモクレンのなかま
ホオノキとタイサンボク、ユリノキ
サカキ、ヒサカキとモッコク
ツバキのなかま
クスノキのなかま(1)常緑高木
クスノキのなかま(2)落葉低木・小高木
スズカケノキのなかま
フウのなかま
アジサイのなかま
ウツギの名のつく木(1)
ウツギの名のつく木(2)
サクラのなかま(1)ソメイヨシノとその両親
サクラのなかま(2)野生種
サクラのなかま(3)栽培品種
ウワミズザクラとイヌザクラ
バラ科の低木や小高木
キイチゴのなかま
マメ科の木
コクサギとカラタチ
サンショウのなかま
カエデのなかま
ムクロジ
ウルシの名のつく木
ハゼの名のつく木
モチノキのなかま
フヨウとムクゲ
グミのなかま
ミズキとクマノミズキ
ヤマボウシとハナミズキ
ウコギとタラノキ
カクレミノとヤツデ
ツツジのなかま
ネズミモチとヒイラギ
エゴノキのなかま
生け垣でよく見る木
キリの名のつく木
パイオニアとしての木
林縁によく見る木
林内に見る木
早春に花が目立つ木
山から来た木
樹皮のはがれやすい木
つる性の木(1)巻きつき型
つる性の木(2)巻きひげ型
つる性の木(3)張りつき型
タケとササ(1)
タケとササ(2)
シュロやヤシのなかま

<コラム>

葉柄か?枝か?断面を観察する
まちがえやすい葉序
アカマツの鱗片葉
葉の気孔帯
シュートの二度伸び
托葉が芽鱗になる
死んだ組織で支えられる
コルクガシとコルクの生産
木と草どう違う
定義どおりにはいかない生物の世界
木になったキク、スカレシア
イチョウの精子の発見
花序を表す用語
ソテツの精子発見
日本はマツの国といわれた
杉線香
どんぐりの枝が落ちる謎
コウゾの栽培と和紙への利用
ヤマコウバシの葉がちぎれる
スズカケは篠懸か鈴掛か?
ジャケツイバラとハナズオウ
ウルシの利用と栽培
たらの芽とカモシカ
エゴノキがはぐくむ生き物
桐下駄
欧州で人気のアオキは美しい
サルトリイバラの柏餅?
タケは草か?木か?
シュロの利用

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和名索引
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