『資本主義の超克 ~思想史から見る日本の理想 ~ 』の詳細情報

資本主義の超克
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タイトル 資本主義の超克
サブタイトル 思想史から見る日本の理想
著者 [著者区分]小野 耕資 [著・文・その他]
出版社 展転社 レーベル
本体価格
(予定)
1600円 シリーズ
ページ数 216p Cコード 0031
発売予定日 2019-08-28 ジャンル 一般/単行本/政治-含む国防軍事
ISBN 9784886564887 判型 46
内容紹介
ソ連の登場が、右翼を反共に変え、左翼をマルクス主義に変えた―。
新自由主義、グローバリズムが跋扈するいま、あらためて日本の理想を問う!
目次
第一章 資本主義とその批判
 第一節 資本主義、利己主義とその克服
  資本主義というイデオロギー
  福沢諭吉の市場論
  田口卯吉、徳富蘇峰の自由貿易論
  後年の徳富蘇峰
  武士道と反資本主義
 第二節 舶来感覚と日本的国家社会主義
  資本主義批判と舶来感覚
  戸坂潤の舶来感覚
  蓑田胸喜の日本思想
  北一輝と西洋思想
  遠藤友四郎(無水)、北原龍雄の高畠素之への影響
  北一輝の國體観への疑問
  経済と精神文化
 第三節 市場社会の論理の克服  
  「国家」という概念と経済成長
  グローバリズムという空論
  資本主義への疑問
  國體と資本主義批判、冷戦概念
  小括―わが国の根本問題

第二章 社会主義の由来とその展開
 第一節 社会主義の原義と西洋近代思想
  日本的社会主義、社会主義、共産主義の違い
  「右翼」と「左翼」という観念
  西洋思想と近代
  第二節 社会主義と儒学
  日本の社会主義における儒学観念
  河上肇『貧乏物語』の論理
  耶蘇、武士道、社会主義
  幸徳秋水と儒教
  権藤成卿の社稷論
  日本的社会主義の思想
 第三節 日本的社会主義の起こりとその主張
  初期社会主義の思想
  陸羯南、山路愛山らの国家社会主義
  林癸未夫、大川周明の国家社会主義
 第四節 「天皇制」と共産党、講座派と労農派
  社会主義における「国権」と「民権」の分離
  講座派と労農派の違い
  戦後左翼に見る複雑な側面

第三章 國體観念と経済思想の関係
 第一節 國體が政治・経済思想に与えた影響
  一視同仁と一君万民
  明治憲法と日本の國體
  蓑田胸喜の思想
  「伝統」に込められた思い
  権力者の立ち位置
  政治思想家と政治運動家
  資本主義の正体
  民族国家に対しての冒瀆
  利益以上の「価値」
 第二節 人文優位と拝金蔑視、理想郷
  保田與重郎の蓑田胸喜評価
  実業と営利
  営利と社会性
  資本主義、計画経済の背景
  伝統なき保守と、古臭い進歩と
  『夜明け前』の世界観から見た権藤成卿
 第三節 国粋主義者と社会主義者の関係を踏まえて
  明治国粋主義の思想
  横山源之助『日本の下層社会』
  社会主義の撲滅は可能か
  社会主義と国粋主義の関係
  大義がなくなった政治
  「経世済民」の喪失
 第四節 皇道経済学とは何か
  皇道経済学の理想 
  難波田春夫の経済観
  作田荘一、石川興二の経済観
  日本型の労働運動の模索
 第五節 労使協調路線の有効性について
  労使協調路線の歴史
  労使協調の有効性と雇用の流動化
  資本主義の限界
 第六節 働くとは何か
  カイシャとは何か
  生活する人間の姿
  生活とは何か
  個人と法人
著者略歴(小野 耕資)
昭和六十年神奈川県生まれ。平成二十二年青山学院大学文学研究科史学専攻博士前期課程修了。大アジア研究会代表、崎門学研究会副代表。里見日本文化学研究所研究員。
共著に『権藤成卿の君民共治論』(展転社、権藤成卿研究会編)がある。
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