『妖獣バニヤップの歴史 ~オーストラリア先住民と白人侵略者のあいだに ~ 』の詳細情報

妖獣バニヤップの歴史
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タイトル 妖獣バニヤップの歴史
サブタイトル オーストラリア先住民と白人侵略者のあいだに
著者 [著者区分]藤川隆男 [著・文・その他]
出版社 刀水書房 レーベル 刀水歴史全書
本体価格
(予定)
2300円 シリーズ
ページ数 300p Cコード 1322
発売予定日 2016-07-27 ジャンル 教養/全書・双書/外国歴史
ISBN 9784887084315 判型 46
内容紹介
バニヤップはオーストラリアの先住民に伝わる水陸両性の幻の生き物。イギリスの侵略が進むなかで、白人入植者の民話としても取り入れられ、著名な童話のキャラクターとなった。この「想像上」の動物の記録を通して、入植者たちと先住民の歴史=「もう一つのオーストリア史」を語る
目次
幕明―ほくは何者なんだ?/鳥+ワニ=バニヤップ/岩絵の具/魔術が支配する世界
登場―バニヤップ発見/言葉の起源/民話に登場するバニヤップ/恐怖の沼/魔牛/野生の白人
呼称―センター試験に落ちるぞ/アボリジナルとなぜ書くのか?/ドリーミング
悪霊―霊たち/小さいおじさん/魔術師やバット・バット/水の霊・ムルヤウォンク/鳥の悪霊・ミンカ/死者の霊
遠野―柳田國男/ザシキワラシや猿の経立/河童/オマク/比較分析
巨人―博物学と怪物/巨人族と入植者/妖怪の段階/パタゴニア人/ボタニー湾の野生人/見せ物として
倒錯―逆さまの世界/赤道祭り/蘇るエキドナ/水モグラ
幽霊―見えない侵略者/天然痘の猛威/白い悪魔ウンダー/蘇る死者/
白人=幽霊説の検証/兵士の聖なる踊り/キャプテン・クックは死んだ
怪物―箸休め/探索再開/スワン川の畔/リヴァプールの怪物/ワンガル
科学―総督代理との出会い/頭蓋骨/馬の奇形/最後はオウエンへ
偽物―1848年・革命の年/地方新聞の勃興/1849年・野ブタ/1850年・馬鹿/1851年・金の発見/チャリカム
政治―バニヤップ選挙区/1852年・新語/1853年・議会外運動/バニヤップ貴族階級/ゴーラほら吹き協会
諸説―1854年・課題/不機嫌なバニヤップ/ダイプロトドン説/牛鳥説/アシカ説/恐竜説/蒸気船バニヤップ号
空想―タスマニアのバニヤップ/人間の木/バニヤップ文学/クーイー/児童文学/劇場と映像/先住民文学
目撃―臆病な生き物/本物を捜そう/ラクダ説/事件がなければバニヤップ/ハーゲナウアー/ダイナマイトで爆破/元祖バニヤップ/バー氏のシルクハットほど太い/モハ・モハ
旧友―親愛なる旧友バニヤップ/タンタヌーラのトラ/劇的要素に欠ける/百獣の王バニヤップ/白人の神話/大英帝国の大ウミヘビ/ネス湖の怪物バニヤップ
神話―水犬/水の交わるところ/バニヤップは悪霊か?/図解/空間/語り継ぐ
閉幕―ミスショット・忍/九十九神/百 終わりは始まり
著者略歴(藤川隆男)
1959年生まれ。1987年大阪大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、大阪大学大学院文学研究科教授。オーストラリアを主な研究領域とし、ネット上のデータベース、オーストラリア辞典やオーストラリア年表を運営。著書:『オーストラリア歴史の旅』朝日新聞社(1990年)、『猫に紅茶を―生活に刻まれたオーストラリアの歴史』大阪大学出版会(2007年)、編著:『オーストラリアの歴史―多文化社会の歴史の可能性を探る』有斐閣(2004年)、『白人とは何か?―ホワイトネス・スタディーズ入門』刀水書房(2005年)、『アニメで読む世界史』山川出版社(2011年)、共編著:『空間のイギリス史』山川出版社(2005)
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