『ニュートン主義の罠 ~バイオエピステモロジー Ⅱ ~ 』の詳細情報

ニュートン主義の罠
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タイトル ニュートン主義の罠
サブタイトル バイオエピステモロジー Ⅱ
著者 [著者区分]米本昌平 [著・文・その他]
出版社 書籍工房早山 レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 272p Cコード 0010
発売予定日 2017-08-23 ジャンル 一般/単行本/哲学
ISBN 9784904701508 判型 46
内容紹介
上から目線の分子生物学。熱運動を消した物理・化学による生命の説明は「近似真理」にすぎない。米本昌平の本第四弾
目次
第一章 バイオエピステモロジーの目指すもの     −−ドローン的視野獲得と、最深度の科学評論

バイオエピステモロジー:枠組み設定のための冥界対話
 発生力学の成立、そのアメリカへの移植  
 最深度の科学評論
 機械論という自然哲学
 ブレンナーの諦念ー生化学による分子生物学の併呑

第二章 熱運動嫌悪症と「ニュートン主義の罠」
 十九世紀ドイツ機械論:カント、デュ・ボア・レーモン、M ・フェルボルン
 ニュートン主義の罠 その一、生命力の誘導/創出
 ニュートン主義、最大の罠ー理想気体の上にある熱力学理論
 分子担保主義と、<便宜的絶対0度>の権威の環
 自然科学の瑕疵問題:熱運動嫌悪症 thermophobia
  
第三章 自然哲学史上の事件としてのH・ドリーシュ     
    −−熱力学第二法則の二重性と生命現象

 自然哲学的事件としての『自然概念と自然判断』
 ドリーシュの自然哲学史上の位置づけ
 当初、 P・フランクはドリーシュを評価した
 論理実証主義派フランクによるドリーシュ拒否
 
第四章 C象限メソネイチャー : 熱運動浮遊の上の生命世界 
 熱力学第二法則=不破原則の呪縛
 情報科学と分子生物学の出会い:自然哲学的飛躍
  C象限メソネイチャー:未探検の横穴世界
  C象限メソネイチャーという観測困難世界
 高分子混雑効果vs生化学
  C象限メソネイチャーと熱運動
 

第五章 希望としての「薄い機械論」の脱構築       
    −−熱運動断層の向こう岸をめざして
 「薄い機械論」が内包する自己欺瞞
  C象限メソネイチャーと近似真理
 生体分子の視覚化(visualization),暴発する思弁(speculation)

なぜ「ニュートン主義の罠」か
 有意味・熱運動系とニウラディック性
 希望としての「薄い機械論」の脱構築
 
終 章 立ち現われた認識論的課題 
 「ニュートン主義の罠」という表現の妥当性
 自然科学の瑕疵問題としての熱運動嫌悪症
 生物学的相補性と熱運動相補性
 熱力学第二法則=不破原則という機械論の強迫観念
 生化学的真理と権威主義
  C象限メソネイチャーの本質的特性
 熱運動浮遊と分子の駆動性
 生体分子の視覚化の罠
 生体分子記号化の罠ー分子生物学的説明というトリック
 分子の非対称性と時間の発生
 生而上学小論(抄)
 因果論的推論の生産性の逓減
 因果論/目的論の認識論的処理、「落ち葉を運ぶ」
  C象限メソネイチャーの概念発掘、そして抽象生物学へ
著者略歴(米本昌平)
1946年生まれ。京都大学理学部卒業。科学史家
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