『絵は語り始めるだろうか ~日本美術史を創る ~ 』の詳細情報

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タイトル 絵は語り始めるだろうか
サブタイトル 日本美術史を創る
著者 [著者区分]佐藤康宏 [著・文・その他]
出版社 羽鳥書店 レーベル
本体価格
(予定)
12000円 シリーズ
ページ数 944p Cコード 0071
発売予定日 2018-11-25 ジャンル 一般/単行本/絵画・彫刻
ISBN 9784904702727 判型 A5
内容紹介
絵画の中で何が起きているのか?
「絵は語り始めるだろうか」(1993年)以降20余年の間に発表した論考のなかから31編を〈どういえばいいのだろう〉〈記述と鑑識〉〈語りなおす〉〈批評と翻訳〉の4部構成にまとめる。すべての論考の末尾には「後記」(短い解題、補註)を付す。図版480点掲載。
若冲研究の第一人者が、そのときどきの日本美術史研究をめぐる状況を鋭く問う。
目次
どういえばいいのだろう
1 絵は語り始めるだろうか
2 中国絵画と日本絵画の比較に関する二、三の問題―戸田禎佑『日本美術の見方』を受けて
3 日本絵画の中の文字
4 境界の不在、枠の存在―日本美術について私が知っている二、三の事柄
5 つなげて見る―「名作誕生」展案内
6 連想・日本美術史附 宣伝文二題

記述と鑑識
7 ディスクリプション講義
8 若冲という事件
9 真贋を見分ける―江戸時代絵画を例に
10 若冲・蕭白とそうでないもの
11 プライス本鳥獣花木図が若冲の作ではないこと―辻惟雄氏への反論

語りなおす(1)
12 室町の都市図
13 高雄観楓図論
14 南蛮屛風の意味構造
15 又兵衛風諸作品の再検討
16 物語絵の伝統を切断する―岩佐又兵衛「梓弓図」
17 見返り美人を振り返る
18 江戸の浮世絵認識

語りなおす(2)
19 中国の文人画と日本の南画
20 戦略としてのアナクロニズム―明末奇想派と曾我蕭白
21 蕭白のいる美術史
22 雨後の菡萏―渡邉崋山「芸妓図」を読む
23 雅の断末魔―菊池容斎「呂后斬戚夫人図」
24 近代の日本画―前近代の眼で
25 小林清親の東京名所図―「海運橋」を中心に

批評と翻訳
26 文化庁の仕事―見えない博物館
27 国立博物館・美術館等の独立行政法人化問題―美術史学会からのアピール
28 放送大学試験問題文削除事件
29 書評・展覧会評・選評
30 [翻訳]ノーマン・ブライソン「言説、形象―『言葉とイメージ』第一章」
31 [翻訳]ノーマン・ブライソン「身体を西洋化する―明治洋画における女性・美術・権力」
著者略歴(佐藤康宏)
1955年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。専門は、日本美術史。室町時代から江戸時代初期にかけての風俗画、若冲・蕭白と南画を中心とする江戸時代絵画。[主要著書]『もっと知りたい伊藤若冲』(東京美術、改訂版2011年)、『改訂版 日本美術史』(放送大学教育振興会、2014年)、『湯女図──視線のドラマ』(平凡社、1993年。ちくま学芸文庫、2017年)。
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