『リアルのゆくえ 高橋由一、岸田劉生、そして現代へつなぐもの』の詳細情報
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タイトル |
リアルのゆくえ 高橋由一、岸田劉生、そして現代へつなぐもの |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■土方明司 [監修] ■江尻潔 [監修] ■土方明司 [監修]
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出版社 |
生活の友社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
320p
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Cコード |
0070 |
発売予定日 |
2017-04-10 |
ジャンル |
一般/単行本/芸術総記 |
ISBN |
9784908429118 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
2017年に開催された「リアル(写実)のゆくえ」展(平塚市美術館、足利市立美術館、碧南市藤井達吉現代美術館、姫路市立美術館を巡回)の公式図録兼図書。
近年、ブームといえる写実絵画。果たして日本ではいつの頃から描かれてきたのか。またフェルメールやレンブラントといった西洋の写実絵画とは異なる日本独自の写実絵画はあるのか?「迫真に、物狂いに」描き続ける明治の高橋由一からはじまり大正の岸田劉生や、昭和の長谷川燐次郎、そして現代の作家たちの100点を超す作品をカラーで掲載し、本当の写実絵画とは何かを探る。画家達が語る写実絵画についての言葉も必見。美術ファンから絵を描く作家まで、幅広く楽しんで頂ける内容です。
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目次 |
「リアル」の来し方行く末 執筆:高階秀爾 リアルのゆくえ 執筆:土方明司
第I章 写実の導入〈明治黎明〉 高橋由一 加地為也 五姓田芳柳 岩橋教章 横山松三郎 堀 和平 床次正精 田村宗立 川村清雄 五姓田義松 曾山幸彦 第II章 写実の導入〈明治中期以降〉 本多錦吉郎 小泉成一 渡辺幽香 高橋源吉 原田直次郎 中村不折 伊藤快彦 櫻井忠剛 満谷国四郎 石川寅治 寺松国太郎 第III章 写実の展開〈大正〉 劉生と草土社、その地方への伝播 岸田劉生 清宮 彬 河野通勢 椿 貞雄 大澤鉦一郎 宮脇 晴 清水敦次郎 三輪四郎 伊丹万作 重松鶴之助 第IV章 昭和〈戦前・戦後〉 靉光 小絲源太郎 高島野十郎 筧 忠治 中原 實 長谷川燐二郎 牧島如鳩 牧野邦夫 第V章 現代の写実 奥谷 博 野田弘志 河野通紀 上田 薫 犬塚 勉 吉村芳生 木下 晋 三浦明範 磯江 毅 水野 暁 本田 健 安藤正子
現代作家による書き下ろしエッセイ:私にとってリアルとは 「真実の追求で永遠の生命力である」奥谷博 「魂の世界を表すべきものである」野田弘志 「普遍性を追うことである」木下晋 「真理を追究することである」三浦明範 「実感をともなった行為のもとに生み出される表現である」水野暁 「依代である」本田健 「宇宙人の絵」安藤正子
「京都における「写実」の衝撃とその後』 執筆:山田真規子 「草土社と愛美社─『草土社風』伝播の一例─」 執筆:土生和彦 「由一、劉生、そして筧忠治にみる写実表現」 執筆:木本文平 「生きて動く内なるもの」 執筆:江尻潔
作家・作品解説 作品目録 |
著者略歴(土方明司) |
平塚美術館館長代理 |
著者略歴(江尻潔) |
足利市立美術館学芸員 |
著者略歴(土方明司) |
平塚美術館館長代理 |