『包 日本の伝統パッケージ、その原点とデザイン』の詳細情報

包 日本の伝統パッケージ、その原点とデザイン
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 包 日本の伝統パッケージ、その原点とデザイン
サブタイトル
著者 [著者区分]■岡 秀行 [著・文・その他]
■目黒区美術館 [著・文・その他]
出版社 CONCENT レーベル
本体価格
(予定)
3200円 シリーズ
ページ数 224p Cコード 3070
発売予定日 2019-08-05 ジャンル 専門/単行本/芸術総記
ISBN 9784909290014 判型 B5
内容紹介
日本のアートディレクター、グラフィックデザイナーの草分け的存在であった岡秀行(1905‒1995)は、職能ゆえに木箱、紙包み、竹かご、藁のつとなどの自然素材を使った日本の伝統包装の美しいかたちに魅了され、全国各地で収集を行った。次第に「包む」という行為自体に関心を持つようになり、そこに宿るものを日本風土が育んできた特有の「美意識」だと見てとるようになった。 岡秀行は、当時の最先端のデザイン手法・組織論を取り入れて、日本のデザイン業界の発展に寄与した人物でもあったが、高度経済成長のなか、科学技術や経済至上主義が、人間の幸せにとって必ずしも万能ではないことを予見。生活の美意識を宿した日本の伝統パッケージには、失いかけた自然風土との共生を呼び覚ます力があると考えるようになっていた──。
岡秀行は伝統パッケージについて本を、自らのアートディレクションにより制作。海外でも大きな評判を呼び、本テーマの展覧会が各国を巡回、28ヵ国100箇所で開催された。本書は、1972年毎日新聞社から刊行された『包』を底本とした、2011年開催「包む:日本の伝統パッケージ」展の図録(目黒区美術館、ビー・エヌ・エヌ新社刊)を書籍化、デザイン史家佐賀一郎(多摩美術大学)による「岡秀行論」を増補した新装再編集版である。
目次
包装の原点 岡秀行








解説・資料編
岡秀行のデザイン 佐賀一郎
<包む>コレクションについて 佐川夕子
図版解説
岡秀行旧蔵<包む>コレクション目録
著者略歴(岡 秀行)
1905年、福岡県柳川生まれ。本名春三郎。1923年9月、関東大震災の直後に上京し、川端玉章が主宰する川端画学校で洋画を学ぶ。1935年、図案と写真撮影を行うオカ・スタジオを銀座に設立。アートディレクター・システムを導入したデザイン会社の草分けとなる。戦後は、グラフ雑誌、宣伝広告、カタログ、ポスターなどのデザインを広く手がけるほか、図案家のための職能団体の確立に尽力。1950年の日本宣伝美術会の設立に協力したほか、1952年には東京商業美術家協会を設立し初代委員長に就任。1962年地方17団体326名の図案家を結集した全国商業美術家連盟を設立して理事長に就任し、特に独立系の図案家の職能と地位の確立を目指した。併行してアートディレクター・システムに基礎づけられたデザインの普及・啓蒙を企図し、『宣伝デザイン—企画から印刷まで』(美術出版社、1956年)、『デザイン写真』(みずゑ別冊、1959年)、『カタログとポスター』(印刷出版研究所、1966年)などの著作を残す。また、二木和英との訳書として、インフォグラフィックやピクトグラムの技法を紹介した『絵画図表の見方・画き方』(ダイヤモンド社、…
著者略歴(目黒区美術館)
東京都目黒区の美術館。1987年開館。日本の近現代美術の流れとその特徴を理解するための優れた作品を体系的に収集、欧米との関わりの中での独自の展開に焦点をあてている。明治以降、日本人が海外に学んで制作した作品、特に作家が自己のスタイルを模索する過程から生まれた新鮮な作品群や、戦後、国際展に出品され高い評価を得た作品群を中心に、目黒ゆかりの作家や同時代の新鮮な動きの紹介にも注力。また、制作のプロセスを示すものなど、周辺の資料も積極的に収集、作家と作品へのより深い関心に応えることを目指している。
他の書籍を検索する