『現代哲学のキーコンセプト 自由意志』の詳細情報

現代哲学のキーコンセプト 自由意志
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タイトル 現代哲学のキーコンセプト 自由意志
サブタイトル
著者 [著者区分]■ジョセフ・K.キャンベル [著・文・その他]
■高崎 将平 [翻訳]
■一ノ瀬 正樹 [解説]
■ジョセフ・K.キャンベル [著・文・その他]
■高崎 将平 [翻訳]
■一ノ瀬 正樹 [解説]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 182p Cコード 0010
発売予定日 2019-09-27 ジャンル 一般/単行本/哲学
ISBN 9784000613637 判型 A5
内容紹介
古代中世から現代に至るまで,「自由意志」は一貫して哲学の鍵概念であり続けている.本書は自由意志と道徳的責任に関する懐疑論=「私たちに自由意志(道徳的責任)は存在しない」と考える立場を考察の出発点とし,それに対してどのように応答しうるか,という観点から現代自由論・責任論の錯綜した論争状況を網羅的に整理する.
目次
謝 辞


1 自由意志
 1.1 なぜ自由意志を気にかけるのか
 1.2 自由意志と運命論
 1.3 時間と真理
 1.4 予知
 1.5 決定論
 文献案内
 自由意志に関連する映画

2 道徳的責任
 2.1 道徳的責任
 2.2 自由の条件と認識的条件
 2.3 他の必要条件
 2.4 「自由意志」の危機
 2.5 自由意志なき道徳的責任
 文献案内
 道徳的責任に関連する映画

3 自由意志の問題
 3.1 第1論証
 3.2 第3論証
 3.3 『マインド』論証
 3.4 自由意志についての懐疑論
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4 道徳的責任――非両立論と懐疑論
 4.1 直接論証
 4.2 操作論証
 4.3 究極性論証
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5 自由意志の諸理論
 5.1 リバタリアニズム
 5.2 自由意志についての懐疑論
 5.3 両立論
 5.4 その他の見解
 5.5 最後に
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原 注
訳 注


参考文献
日本語参考文献


解説 「自由意志」を論じるとはどういうことか…………… 一ノ瀬正樹


訳者あとがき
索 引
著者略歴(ジョセフ・K.キャンベル)
ジョセフ・K. キャンベル(Joseph Keim Campbell)
1992年アリゾナ大学PhD.現在,ワシントン州立大学教授(School of Politics, Philosophy, and Public Affairs).自由意志論,道徳的責任論,ヒューム,懐疑論.共著にTheRoutledge Companion to Free Will. Routledge (2017);Freedom and Determinism. The MIT Press(2004)など.
著者略歴(高崎 将平)
高崎将平(たかさき しょうへい)
1990年生.東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻博士課程.哲学.
著者略歴(一ノ瀬 正樹)
一ノ瀬正樹(いちのせ まさき)
1957年生.東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て,現在,東京大学名誉教授,オックスフォード大学名誉フェロウ,武蔵野大学教授.哲学.
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