『都市危機のアメリカ ~凋落と再生の現場を歩く ~ 』の詳細情報
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タイトル |
都市危機のアメリカ |
サブタイトル |
凋落と再生の現場を歩く |
著者 [著者区分] | ■矢作 弘 [著・文・その他] ■矢作 弘 [著・文・その他] ■矢作 弘 [著・文・その他]
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出版社 |
岩波書店 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
318p
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Cコード |
0036 |
発売予定日 |
2020-10-30 |
ジャンル |
一般/単行本/社会 |
ISBN |
9784000614313 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
GAFAなどのハイテク産業が屹立するニューヨークやシアトルなどのスーパースター都市。復興の明暗を分けるラストベルト都市。従来の豊かさの象徴だったショッピングセンターが廃れ貧困が広がる一方で、ミレニアルたちが移り住む「新たな郊外」。さまざまな都市の変貌からアメリカ社会をダイナミックに活写する。
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目次 |
はじめに 都市は流転し、生まれ変わる/アメリカ都市小史/歴史的な転換点にあるアメリカ都市/社会/本書の独自性
I 変容する「スーパースター都市の「かたち」」
1章 創造階級/創造都市が未曽有の格差社会を生む──「アマゾン騒動」と都市社会運動の台頭 アマゾン騒動「ニューヨークの陣」/アマゾン騒動「シアトルの陣」/都市は急には変われない/再び、都市社会運動の時代/R・フロリダの「転向」
2章 21世紀都市の「物の怪」、その正体を探る──ジェントリフィケーションの現場を歩く ジェントリフィケーションが世界の都市を闊歩する/用語・ジェントリフィケーション/ジェントリフィケーション論争/ジェントリフィケーションを過激化させた都市改造/ブルックリンを歩く──「物の怪」の本性
補論 ポストコロナの、アメリカの「都市の「かたち」」考
II 変容する「ラストベルト都市の「かたち」」
3章 「格差社会の震源」コネチカットを歩く──ある工業都市が貧困都市に転落した構図を読む 格差の時代/一都市圏内の「二都物語」/貧乏都市──ブリッジポート(人口14万人)小史/金持ち都市──グリニッチ(人口6万人)小史/郊外に収奪される/マネー資本主義下の脱工業化/2018年知事選の争点
4章 ネクロポリスから「甦るラストベルト都市」──歴史的遺産を活かす ネクロポリスに「再生の息吹」/事例・デトロイト──廃墟からの再生/起業家が先導する都市再生/歴史的遺産を活かす/見聞録──元気になったラストベルト都市/都市間、及び都市内格差が広がる/スーパースター都市の苦悩はラストベルトのチャンス/「台頭するほかの地域」の出現/創造階級が縮小都市に流れる/「公共空間」の色分けが変わる
III 変容する「郊外都市の「かたち」」
5章 ショッピングセンター葬送の鐘が鳴る──郊外の「変容」とアメリカ例外主義の衰亡 社会現象になったショッピングセンターの閉鎖/葬送の鐘/事例・デトロイト/ショッピングセンターは「発明品」である/ショッピングセンターに埋め込まれた都市思想/なぜ、グルーエンは裏切られたのか/郊外で失われたシビックアーバニティ/アメリカ例外主義の衰亡の後に
6章 「郊外学」が求められる時代──貧困、多様性、リベラリズム、「もう1つの郊外」 「別の郊外化」が進む/貧困の実態と郊外/「もう1つの郊外」を希求──ニュータウン運動史/戦前のニュータウン運動/戦後のニュータウン運動/ニューアーバニズム/多様化とリベラリズムが育む「ニューニュータウン」の可能性?/馬飼育農家の隣に引っ越したミレニアル家族/21世紀型ニューニュータウンの可能性
あとがき |
著者略歴(矢作 弘) |
矢作 弘(やはぎ ひろし) 龍谷大学研究フェロー、博士(社会環境科学)。横浜市立大学卒。日本経済新聞ロサンゼルス支局長、編集委員を経て大阪市立大学、龍谷大学教授。この間、オハイオ州立大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)客員研究員。東京と京都を行き来する2都暮らし。 〈アメリカ都市に関する著書/翻訳〉 『町並み保存運動 in U.S.A.』(学芸出版社)、『ロサンゼルス──多民族社会の実験都市』(中公新書)、『大型店とまちづくり──規制進むアメリカ、模索する日本』(岩波新書)、『「都市縮小」の時代』(角川新書)、『縮小都市の挑戦』(岩波新書)、『持続可能な都市──欧米の試みから何を学ぶか』(共著、岩波書店)、『ダウンサイジング・オブ・アメリカ──大量失業に引き裂かれる社会』(訳書、ニューヨークタイムズ編著、日本経済新聞社) |
著者略歴(矢作 弘) |
矢作 弘(やはぎ ひろし) 龍谷大学研究フェロー、博士(社会環境科学)。横浜市立大学卒。日本経済新聞ロサンゼルス支局長、編集委員を経て大阪市立大学、龍谷大学教授。この間、オハイオ州立大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)客員研究員。東京と京都を行き来する2都暮らし。 〈アメリカ都市に関する著書/翻訳〉 『町並み保存運動 in U.S.A.』(学芸出版社)、『ロサンゼルス──多民族社会の実験都市』(中公新書)、『大型店とまちづくり──規制進むアメリカ、模索する日本』(岩波新書)、『「都市縮小」の時代』(角川新書)、『縮小都市の挑戦』(岩波新書)、『持続可能な都市──欧米の試みから何を学ぶか』(共著、岩波書店)、『ダウンサイジング・オブ・アメリカ──大量失業に引き裂かれる社会』(訳書、ニューヨークタイムズ編著、日本経済新聞社) |
著者略歴(矢作 弘) |
矢作 弘(やはぎ ひろし) 龍谷大学研究フェロー、博士(社会環境科学)。横浜市立大学卒。日本経済新聞ロサンゼルス支局長、編集委員を経て大阪市立大学、龍谷大学教授。この間、オハイオ州立大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)客員研究員。東京と京都を行き来する2都暮らし。 〈アメリカ都市に関する著書/翻訳〉 『町並み保存運動 in U.S.A.』(学芸出版社)、『ロサンゼルス──多民族社会の実験都市』(中公新書)、『大型店とまちづくり──規制進むアメリカ、模索する日本』(岩波新書)、『「都市縮小」の時代』(角川新書)、『縮小都市の挑戦』(岩波新書)、『持続可能な都市──欧米の試みから何を学ぶか』(共著、岩波書店)、『ダウンサイジング・オブ・アメリカ──大量失業に引き裂かれる社会』(訳書、ニューヨークタイムズ編著、日本経済新聞社) |