『森の歌がきこえる』の詳細情報

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タイトル 森の歌がきこえる
サブタイトル
著者 [著者区分]■田島征三 [著・文・その他]
■ルートマニー・インシシェンマイ [著・文・その他]
出版社 偕成社 レーベル
本体価格
(予定)
1600円 シリーズ
ページ数 36p Cコード 8793
発売予定日 2024-07-10 ジャンル 児童/絵本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784033521909 判型
内容紹介
ときおり、どこからか風にのって美しい歌声がきこえてくる森の中の小さな村に、ノイという少年がすんでいた。あるときやってきた見しらぬ男に言われるまま、村人が〈金もうけの木〉を植えはじめてから、森は荒れ、ノイは母さんのための薬草をさがしに、いつもよりずっと遠くまでいかなければならなくなった。ある日ノイは、深い森の奥で、歌をうたいながら織物をおっている女を目にする。そして、その織物のすばらしさに目がくらみ、思わずそれをぬすんでしまった。
ラオスへの現地取材を重ね、田島征三が描く森の再生と愛の物語。ラオスのアーティスト、インシシェンマイのオブジェをコラージュした合作絵本。
目次
著者略歴(田島征三)
田島征三
1940年、大阪府生まれ。幼少年期を高知県で過ごす。多摩美術大学卒業。『ちからたろう』でブラチスラバ世界絵本原画展金のりんご賞、『ふきまんぶく』で講談社出版文化賞絵本賞、『とべバッタ』で小学館絵画賞と絵本にっぽん賞、『オオカミのおうさま』で日本絵本賞、『つかまえた』で産経児童出版文化賞美術賞など国内外で受賞多数。
2009年、新潟県十日町市の廃校をまるごと空間絵本にした「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」を開館。2013年より、ハンセン病回復者の国立療養施設がある瀬戸内海の大島で「青空美術館」「森の小径」「Nさんの人生絵巻」などのアート作品を制作している。2019年、これまでの業績に対して第42回巖谷小波文芸賞を受賞。主な作品に『しばてん』『やぎのしずか』『はたけうた』『くさむら』『ガオ』『ぼくのこえがきこえますか』『た』などがある。
著者略歴(ルートマニー・インシシェンマイ)
ルートマニー・インシシェンマイ Leuthmany Insixiengmay
1954年、ラオスのサバナケート県生まれ。ドンドーク大学卒業後、情報文化省に入省して舞台劇やサーカスを担当。フランスでのピエロの研修をへて、2000年にオブジェクトシアター「カーボン・ラオ」を設立。2010年、劇制作におけるアーティストに贈られる賞を受賞。2014年、ラオス芸術協会に入会、演劇担当。2015年に情報文化省・人形劇局を退職後、人形やアート作品の制作に専念している。
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