『きつねの橋 巻の三 玉の小箱』の詳細情報

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タイトル きつねの橋 巻の三 玉の小箱
サブタイトル
著者 [著者区分]■久保田香里 [著・文・その他]
■佐竹美保 [イラスト]
出版社 偕成社 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 238p Cコード 8393
発売予定日 2024-07-20 ジャンル 児童/全書・双書/日本文学、小説・物語
ISBN 9784035405900 判型 A5
内容紹介
産経児童出版文化賞・JR賞を受賞したシリーズの最新刊!

ときは平安時代、京の都。
郎等の貞道は、上京してきた遠助という男と知り合う。遠助はある橋のたもとで女から小箱を預かり、京の届け先に行くという。小箱はけっして開けてはならないといわれていたが、二人はひょんなことから中を見てしまう。そこには光を放つ玉が入っていた。
一方、貞道と不思議な縁でたすけあうようになった白きつね葉月は、妹のように思う姫宮に仕えていた。しかし厳しく姫を教育する年かさの女房、中務の君がやってきたため、何かと対抗心を燃やすようになる。
やがて、姫宮の屋敷で働くことになった遠助は玉に魅入られたようになり、玉の影響のせいか、葉月もまた思わぬ力を振るってしまう。
貞道は、なんとか玉の小箱を正しき届け先に渡そうとするのだが。
あやかしと人のかかわりを描く平安朝ファンタジー第3弾。
目次
著者略歴(久保田香里)
久保田香里
岐阜県に生まれる。現在は長野県伊那郡松川町に在住。

第3回ジュニア冒険小説大賞に応募。『青き竜の伝説』大賞受賞。『氷石』で第38回児童文芸新人賞受賞。ほかに『緑瑠璃の鞠』『駅鈴』(はゆまのすず)『根の国物語』『天からの神火』などを刊行。前作『きつねの橋』で産経児童出版文化賞・JR賞を受賞。
著者略歴(佐竹美保)
佐竹美保
富山県生まれ。SF・ファンタジーの分野で多くの作品の表紙、さし絵を手がける。
おもな仕事に『宝島』『不思議を売る男』『西遊記』『三国志』など渡辺仙州編訳の中国古典シリーズ、上橋菜穂子と組んだ『虚空の旅人』『蒼路の旅人』など「守り人」シリーズ、ほか内外の多数の作家から厚い信頼を寄せられている挿絵画家。
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