『新訳 ドリトル先生の郵便局』の詳細情報

新訳 ドリトル先生の郵便局
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タイトル 新訳 ドリトル先生の郵便局
サブタイトル
著者 [著者区分]■ヒュー・ロフティング [著・文・その他]
■河合 祥一郎 [翻訳]
■ヒュー・ロフティング [著・文・その他]
■ヒュー・ロフティング [著・文・その他]
出版社 KADOKAWA レーベル
本体価格
(予定)
680円 シリーズ 角川文庫
ページ数 352p Cコード 0197
発売予定日 2020-06-12 ジャンル 一般/文庫/外国文学小説
ISBN 9784041091562 判型 文庫(A6)
内容紹介
やったぜ! シリーズ\(^o^)/35万部!!
世界最速のツバメ郵便で動物たちに通信教育!?(行儀作法を)
シリーズ第3弾! 新訳&挿絵付
装画・挿絵:ももろ

※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の漢字表記や表現を大人向けに加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビを最低限にまでへらしたものです。

●あらすじ
ドリトル先生は、海の上の郵便局を動物たちとはじめることに。それも世界最速のツバメ郵便!! 世界じゅうの動物からへんてこな手紙がどっさり届く。パタゴニアのブタからは「婚約指輪は鼻にはめるの?」なんてお悩み相談も。おまけに戦をしかけられたかわいそうな王国を助けたりと、先生は大活躍。やがて、この世で一番古い謎の生き物から、秘密の湖への招待状が! 動物たちが力を合わせ、驚きのパワーを見せる感動の第3巻!

●新訳のここがポイント!
「ドリトル先生」といえば、先行の井伏鱒二訳(岩波文庫)を思いうかべる方も多いかと思いますが、あちらは1951~79年にかけて出版されたもので、時代の制約もあったせいか、原文どおりに訳されていないところも多くあります。ですが、本作ではそうした点をすべて改めています。

・ダブダブが焼くおやつが先行訳では「パン」だが、正しくはイングリッシュ・マフィンであるため、新訳では「マフィン」に。
・ガブガブの好物は先行訳では「オランダボウフウ」だが、正しくは「アメリカボウフウ」。新訳ではこれを英文そのままの「パースニップ」に。
・世にもめずらしい動物pushmi-pullyu(頭が二つある動物)は、先行訳では「オシツオサレツ」だが、新訳では「ボクコチキミアチ」に。

などなど、イギリスの文化背景を知っていないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。
目次
はじめのことば

第一部
第一章 ズザーナ
第二章 先生は軍艦にむかえられる
第三章 じょうずな砲手
第四章 ファンティッポ王立郵便局
第五章 おくれた航海
第六章 人なし島
第七章 動物天国
第八章 世界最速の郵便

第二部
第一章 とっても変わった郵便局
第二章 チープサイド
第三章 コロンブスを助けた鳥
第四章 スティーブン岬の灯台
第五章 カモメと船
第六章 気象局
第七章 通信教育

第三部
第一章 動物の雑誌
第二章 先生のお話
第三章 ガブガブのお話
第四章 ダブダブのお話
第五章 白ネズミのお話
第六章 ジップのお話
第七章 トートーのお話
第八章 ボクコチキミアチのお話

第四部
第一章 小包郵便
第二章 郵便大強盗
第三章 真珠と芽キャベツ
第四章 真珠とり
第五章 オボンボの反乱
第六章 先生の釈放
第七章 なぞの手紙
第八章 マングローブの沼のある土地
第九章 秘密の湖
第十章 郵政大臣の最後の命令
第十一章 さようなら、ファンティッポ

訳者あとがき
編集部より読者のみなさまへ
著者略歴(ヒュー・ロフティング)
1886-1947年。アイルランド人の母を持つ、イギリス生まれのアメリカの児童小説家。代表作は、「ドリトル先生」シリーズ。2作目『ドリトル先生航海記』で、ニューベリー賞を受賞。
著者略歴(河合 祥一郎)
1960年生まれ。東京大学及びケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。イギリス演劇・表象文化論専攻。サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』はじめ関連の研究書多数。訳書に『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『新訳 ハムレット』『新訳 マクベス』(角川文庫)など。また角川つばさ文庫で「新訳 ナルニア国物語」シリーズを刊行中。公式ブログhttps://ameblo.jp/shoichiro-kawai/
著者略歴(ヒュー・ロフティング)
1886-1947年。アイルランド人の母を持つ、イギリス生まれのアメリカの児童小説家。代表作は、「ドリトル先生」シリーズ。2作目『ドリトル先生航海記』で、ニューベリー賞を受賞。
著者略歴(ヒュー・ロフティング)
1886-1947年。アイルランド人の母を持つ、イギリス生まれのアメリカの児童小説家。代表作は、「ドリトル先生」シリーズ。2作目『ドリトル先生航海記』で、ニューベリー賞を受賞。
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