『新訳 ドリトル先生の動物園』の詳細情報

新訳 ドリトル先生の動物園
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タイトル 新訳 ドリトル先生の動物園
サブタイトル
著者 [著者区分]■ヒュー・ロフティング [著・文・その他]
■河合 祥一郎 [翻訳]
■ヒュー・ロフティング [著・文・その他]
■ヒュー・ロフティング [著・文・その他]
出版社 KADOKAWA レーベル
本体価格
(予定)
660円 シリーズ 角川文庫
ページ数 288p Cコード 0197
発売予定日 2020-12-24 ジャンル 一般/文庫/外国文学小説
ISBN 9784041091586 判型 文庫(A6)
内容紹介
やったぜ! シリーズ\(^o^)/35万部!!
動物天国で探偵犬と謎を解く!? Σ(゜ロ゜;)//
シリーズ第5弾! 新訳&挿絵付
装画・挿絵:ももろ

※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の漢字表記や表現を大人向けに加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビを最低限にまでへらしたものです。

●あらすじ
ついにドリトル先生が助手のトミー少年と、世界に一つだけの檻のない動物園をはじめた。ウサギ・アパートやリス・ホテル、アナグマ居酒屋まである、まさに夢の動物町。ここでは、毎晩ネズミたちがおかしなお話会をひらいたり、キツネ署長が子ブタを逮捕したりと、びっくりゆかいの連続! ところが、大金持ちの遺産をめぐる事件に先生がまきこまれてしまい、探偵犬と謎を解くことに…。どんでん返しの動物ミステリー、第5巻!

●新訳のここがポイント!
「ドリトル先生」といえば、先行の井伏鱒二訳(岩波文庫)を思いうかべる方も多いかと思いますが、あちらは1951~79年にかけて出版されたもので、時代の制約もあったせいか、原文どおりに訳されていないところも多くあります。ですが、本作ではそうした点をすべて改めています。

・ダブダブが焼くおやつが先行訳では「パン」だが、正しくはイングリッシュ・マフィンであるため、新訳では「マフィン」に。
・ガブガブの好物は先行訳では「オランダボウフウ」だが、正しくは「アメリカボウフウ」。新訳ではこれを英文そのままの「パースニップ」に。
・世にもめずらしい動物pushmi-pullyu(頭が二つある動物)は、先行訳では「オシツオサレツ」だが、新訳では「ボクコチキミアチ」に。

などなど、イギリスの文化背景を知っていないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。
目次
●もくじ
第一章 ダブダブからのことづて
第二章 冒険者の帰宅
第三章 びっくりパーティー
第四章 新しい動物園
第五章 動物町
第六章 またもや、びんぼうに
第七章 アナグマの歯
第八章 パドルビーのゴールド・ラッシュ
第九章 ネズミ文字
第十章 新たな学問
第十一章 ネズミ・クラブ
第十二章 月記念ディナー
第十三章 ホテル・ネズミ
第十四章 のけものジロリ
第十五章 火山ネズミ
第十六章 大地の声
第十七章 ネズミ連邦共和国
第十八章 博物館ネズミ
第十九章 フーズルバッグ教授の傑作
第二十章 牢屋ネズミ
第二十一章 ネズミの牢屋めぐり
第二十二章 馬小屋ネズミ
第二十三章 ずるがしこいニシコクマルガラスのルーシファー
第二十四章 ムアズデン荘園
第二十五章 火事
第二十六章 革の箱
第二十七章 番犬たち
第二十八章 羊皮紙の切れはし
第二十九章 クリング登場
第三十章 ムアズデン荘園のなぞ
第三十一章 探偵犬
第三十二章 スロッグモートンじいさん
第三十三章 秘密の戸だな
第三十四章 白ネズミを乗せてつっ走る
第三十五章 ぼくらは逮捕される?

訳者あとがき
著者略歴(ヒュー・ロフティング)
1886年生まれ。イングランド人の父とアイルランド人の母を持つイギリス人。第一次世界大戦では西部戦線で戦い、けがをした軍用馬が治療も受けずに銃殺されるさまに心を痛め、動物のことばが話せて動物を助けるジョン・ドリトル先生の物語を自分の二人の子どものために書きはじめる。1923年、シリーズ第2弾の『ドリトル先生航海記』でニューベリー賞を受賞。アメリカに移住したため、アメリカ人作家としてのイメージが強い。1947年没。
著者略歴(河合 祥一郎)
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)、『シェイクスピア 人生劇場の達人』(中公新書)、NHKテレビテキスト 100分de名著『シェイクスピア「ハムレット」』(NHK出版)など。本書の元となった児童文学『新訳 ドリトル先生』シリーズ他、『新訳 ナルニア国物語』などを角川つばさ文庫にて刊行中。
著者略歴(ヒュー・ロフティング)
1886年生まれ。イングランド人の父とアイルランド人の母を持つイギリス人。第一次世界大戦では西部戦線で戦い、けがをした軍用馬が治療も受けずに銃殺されるさまに心を痛め、動物のことばが話せて動物を助けるジョン・ドリトル先生の物語を自分の二人の子どものために書きはじめる。1923年、シリーズ第2弾の『ドリトル先生航海記』でニューベリー賞を受賞。アメリカに移住したため、アメリカ人作家としてのイメージが強い。1947年没。
著者略歴(ヒュー・ロフティング)
1886年生まれ。イングランド人の父とアイルランド人の母を持つイギリス人。第一次世界大戦では西部戦線で戦い、けがをした軍用馬が治療も受けずに銃殺されるさまに心を痛め、動物のことばが話せて動物を助けるジョン・ドリトル先生の物語を自分の二人の子どものために書きはじめる。1923年、シリーズ第2弾の『ドリトル先生航海記』でニューベリー賞を受賞。アメリカに移住したため、アメリカ人作家としてのイメージが強い。1947年没。
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