『「城取り」の軍事学』の詳細情報

「城取り」の軍事学
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タイトル 「城取り」の軍事学
サブタイトル
著者 [著者区分]■西股 総生 [著・文・その他]
■西股 総生 [著・文・その他]
■西股 総生 [著・文・その他]
出版社 KADOKAWA レーベル
本体価格
(予定)
1080円 シリーズ 角川ソフィア文庫
ページ数 352p Cコード 0121
発売予定日 2018-09-22 ジャンル 一般/文庫/日本歴史
ISBN 9784044003937 判型 文庫(A6)
内容紹介
城といえば、領国支配の中心として城主が住む場所というイメージが強い。しかし、近世城郭の既成概念を排し、城の本質は軍事施設という観点から見直してみると、意外な事実が浮かび上がってくる。縄張り分析の手法を用い、戦国の城にまつわる5つの疑問を徹底論証。なぜ、多数の「山城」が築かれたのか。鉄炮の普及は城の構造にどのような影響を与えたのか……。千差万別の個性あふれる戦国のリアルに迫る、画期的城郭論。
目次
第一章 城を取る――攻めるか守るか
一 城取りと城攻め
二 あやふやな実体
三 城を読む

第二章 なぜ山城か――それぞれの事情
一 山城の時代
二 山城は高いか低いか
三 城を取る山

第三章 城主たちの亡霊――城の歴史がすり替わる
一 いつ、誰が築いたか
二 城主不在の城
三 まだら模様の地図

第四章 幻の館――リアリティーのない平板な図式
一 居館と山城
二 領主たちの住みか
三 戦国平城の世界

第五章 縄張りの迷宮――オンリーワンの個性たち
一 無限の縄張り
二 縄張りの個性を読む
三 融通のきかない個性たち

第六章 城と戦争――城の形を決定づける人の営み
一 城と作戦
二 城と決戦
三 「大名系城郭」は存在するか

第七章 鉄炮と城の「進化」――大きい・小さい・強い・弱い
一 鉄炮は城をどう変えたか
二 戦国の軍事革新と縄張り
三 築城における進化と適応

第八章 城は何を守るか――築城者たちの本音
一 軍事施設としての城
二 不本意な城
三 権力と城と民衆と
四 惣構と城下町

第九章 山から降りなかった城――近世城郭の成立を再考する
一 城は見せものか
二 石積から総石垣の城へ
三 平城から平城へ

  あとがき
  主要参考文献




著者略歴(西股 総生)
1961年、北海道生まれ。学習院大学文学部史学科卒業。同大学院史学科専攻・博士課程前期課程卒業。目黒区教育委員会嘱託、三鷹市遺跡調査委員会、武蔵文化財研究所を経て著述業。城館史料学会、中世城郭研究会、日本考古学協会会員。著書に『杉山城の時代』(角川選書)、『戦国の軍隊』(角川ソフィア文庫)、『土の城指南』(学研バブリッシング)、『東国武将たちの戦国史』(河出書房新社)など多数。2016年大河ドラマ『真田丸』では戦国軍事考証を務めた。
著者略歴(西股 総生)
1961年、北海道生まれ。学習院大学文学部史学科卒業。同大学院史学科専攻・博士課程前期課程卒業。目黒区教育委員会嘱託、三鷹市遺跡調査委員会、武蔵文化財研究所を経て著述業。城館史料学会、中世城郭研究会、日本考古学協会会員。著書に『杉山城の時代』(角川選書)、『戦国の軍隊』(角川ソフィア文庫)、『土の城指南』(学研バブリッシング)、『東国武将たちの戦国史』(河出書房新社)など多数。2016年大河ドラマ『真田丸』では戦国軍事考証を務めた。
著者略歴(西股 総生)
1961年、北海道生まれ。学習院大学文学部史学科卒業。同大学院史学科専攻・博士課程前期課程卒業。目黒区教育委員会嘱託、三鷹市遺跡調査委員会、武蔵文化財研究所を経て著述業。城館史料学会、中世城郭研究会、日本考古学協会会員。著書に『杉山城の時代』(角川選書)、『戦国の軍隊』(角川ソフィア文庫)、『土の城指南』(学研バブリッシング)、『東国武将たちの戦国史』(河出書房新社)など多数。2016年大河ドラマ『真田丸』では戦国軍事考証を務めた。
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