『神さまたちの季節』の詳細情報

神さまたちの季節
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タイトル 神さまたちの季節
サブタイトル
著者 [著者区分]■芳賀 日出男 [著・文・その他]
■芳賀 日出男 [著・文・その他]
出版社 KADOKAWA レーベル
本体価格
(予定)
1120円 シリーズ 角川ソフィア文庫
ページ数 272p Cコード 0139
発売予定日 2020-07-16 ジャンル 一般/文庫/民族・風習
ISBN 9784044004965 判型 文庫(A6)
内容紹介
「無数にある日本の季節祭のなかにとけこんで、目や耳で自国を知ろうとする人のために、本書はささやかな友人になれたらと思うのである」宮本常一と旅を共にし、各地の祭礼や習俗を捉えてきた民俗写真家、芳賀日出男。人々が新しい生活や生き方を模索した昭和30年代、郷土の歳事や伝統芸能を受け継ぎ、創造していくエネルギッシュな姿を、丹念なフィールドワークで浮き彫りにする。日本的情緒が写真に宿る。
解説・神崎宣武
目次
 はじめに

初春の傀儡師(徳島県)─正月─
神秘の除夜
人型信仰
傀儡師村の組織

雪祭のかまくら(秋田県)─二月─
水神の祭
かまくらの歴史
観光化する雪祭
犬ッコ
吹雪の訪問者

お遍路さん(徳島県)─三月─
バス遍路
村のおきて
遍路宿
おばあさん
暮色の薬王寺

春の豊年祭(愛知県)─三月─
豊作の象徴
男性神の神幸
性神の黎明期

薬師寺の花会式(奈良県)─四月─
造花の祭
修二会
鬼追い式

鎮花祭(京都府)─四月─
疫神鎮送
桜花の占い
祭の知恵

柳川の水天宮祭(福岡県)─五月─
白秋のふる里
舟舞台
見物の人々

伊勢の早乙女(三重県)─六月─
伊雑宮の神田
苗代にかける呪術
田植の芸能
神領の民

津和野の鷺舞(島根県)─七月─
鯉の泳ぐ城下町
鷺の精
鷺舞の系譜
京都の鷺舞

七夕(富山県)─八月─
棚機姫信仰
高岡の七夕
七夕流し

海浜の盆(静岡県)─八月─
漁村の盆棚
村の祖霊
浜辺の盆踊
灯籠流し

佐陀神能(島根県)─九月─
茣蓙替の神事
七座の神楽
能と神楽の混合オペラ
神楽の民衆化

八鹿と牛鬼(愛媛県)─十月─
鹿の精
東北のシシ舞
狩の儀礼
暴れん坊の牛鬼

稲霊(奈良県)─十月─
頭屋の祭
稲霊の分霊
晴れの日

秋祭の風流(熊本県)─十一月─
見せる祭へ
妙見さま
美しい笠鉾
山の中のお旅所
風流の価値

霜月の訪れ神(愛知県)─十一月─
祭の場
外来神の現われ
人気者の大黒天
神部屋

秩父の夜祭(埼玉県)─十二月─
秩父囃子
地芝居
町と祭のつながり
山車をひく
冬の花火

若宮のおん祭(奈良県)─十二月─
影向の松
闇夜の神幸
芸能団の訪れ
後宴の能

 解説 神崎宣武
著者略歴(芳賀 日出男)
1921年、満州大連市生まれ。慶應義塾大学文学部卒。日本写真家協会の創立者の一人で、大阪府万国博〈お祭り広場〉のプロデューサーを務めた。写真家として、日本はもちろん世界中の祭りや民俗芸能の取材を続ける第一人者。著書多数。1989年紫綬褒章受章。1995年勲四等旭日小綬章受章。
著者略歴(芳賀 日出男)
1921年、満州大連市生まれ。慶應義塾大学文学部卒。日本写真家協会の創立者の一人で、大阪府万国博〈お祭り広場〉のプロデューサーを務めた。写真家として、日本はもちろん世界中の祭りや民俗芸能の取材を続ける第一人者。著書多数。1989年紫綬褒章受章。1995年勲四等旭日小綬章受章。
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