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タイトル |
世にもふしぎな化け猫騒動 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■今井 秀和 [翻訳] ■今井 秀和 [翻訳]
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出版社 |
KADOKAWA |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
760円 |
シリーズ |
角川ソフィア文庫 |
ページ数 |
208p
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Cコード |
0139 |
発売予定日 |
2020-07-16 |
ジャンル |
一般/文庫/民族・風習 |
ISBN |
9784044005146 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
猫に生まれ変わってご馳走を食べに来た父(『日本霊異記』)、名刀「猫丸」の名前の悲しい由来(『古刀銘尽大全』)、かわいい子猫に化けて焼きおにぎりをもらった大猫(『むかしばなし』)、ペットの鳥をとってしまい怒られ反省した猫の改心(『藤岡屋日記』)ほか、古代から江戸期までの猫にまつわる怪談・奇談を33編収録。読みやすい現代語訳、詳しい語注と、ていねいな解説でたっぷり味わう、怖くて奇妙でユーモラスな化け猫奇譚集。
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目次 |
はじめに
1 しゃべる猫 解説 しゃべる猫―猫怪談のエッセンス 猫、ものを言うこと―『耳袋』より 猫、もの言わぬこと―『耳袋』より 淋しい夜―『谷の響』より
2 古代・中世の猫 解説 古代の猫 猫に生まれ変わった父―『日本霊異記』より 猫の夢―『源氏物語』より 死んで猫になった少女―『更級日記』より 人を食う猫―『本朝世紀』より 猫を恐れる男―『今昔物語集』より 解説 中世の猫 猫胯という鬼―『明月記』より 刀を奪った猫―『古今著聞集』より 背中の光る猫―『古今著聞集』より 奇獣「猫狗」―『百錬抄』より 犬と猫又―『徒然草』より
3 江戸期の猫 解説 江戸期の猫 屋上に眠る猫又―『安斎随筆』より ねこまた談義―『古今百物語評判』より 死んだ化け猫と若様―『太平百物語』より 名刀「猫丸」の由来―『古刀銘尽大全』より 尾の割れた赤猫―『元禄世間咄風聞集』より 美女に化けた猫―『老媼茶話』より 人、猫を産む―『咄随筆』より 鶏の恩返し―『楽郊紀聞』より 死体をさらう大猫「火車」―『北越雪譜』より 死人をさらう雷獣―『奇談雑史』より 大猫と焼きおにぎり―『むかしばなし』より 鍋島の化け猫退治―『肥前佐賀二尾実記』より 猫と死体の敵討ち―『猫奴牝忠義合奏』より 銃で撃たれた戸隠の神―『甲子夜話』より 猫突き不動―『津軽俗説選』より 遊女を騙した美少年―『新御伽婢子』より 遊女に化けた猫―『化物一代記』より 猫娘、男をなめる―『絵本小夜時雨』より 化け猫殺人事件―『藤岡屋日記』より 招き猫の御利益―『藤岡屋日記』より
おわりに 原典収録書籍一覧 猫に関する参考文献 |
著者略歴(今井 秀和) |
大東文化大学非常勤講師、蓮花寺佛教研究所研究員。1979年東京生まれ。大東文化大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。国際日本文化研究センター機関研究員などを経て現職。専門は日本近世文学、民俗学、比較文化論。共編著に『怪異を歩く』(青弓社、2016年)、共著に『江戸怪談を読む 牡丹灯籠』(白澤社、2018年)など。 |
著者略歴(今井 秀和) |
大東文化大学非常勤講師、蓮花寺佛教研究所研究員。1979年東京生まれ。大東文化大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。国際日本文化研究センター機関研究員などを経て現職。専門は日本近世文学、民俗学、比較文化論。共編著に『怪異を歩く』(青弓社、2016年)、共著に『江戸怪談を読む 牡丹灯籠』(白澤社、2018年)など。 |