『掌篇歳時記 秋冬』の詳細情報

掌篇歳時記 秋冬
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 掌篇歳時記 秋冬
サブタイトル
著者 [著者区分]■西村 賢太 [著・文・その他]
■重松 清 [著・文・その他]
■町田 康 [著・文・その他]
■筒井 康隆 [著・文・その他]
■長野 まゆみ [著・文・その他]
■柴崎 友香 [著・文・その他]
■山下澄人 [著・文・その他]
■川上 弘美 [著・文・その他]
■藤野 千夜 [著・文・その他]
■松浦 寿輝 [著・文・その他]
■柳 美里 [著・文・その他]
■堀江 敏幸 [著・文・その他]
■白井 明大 [解説]
■山下 澄人 [著・文・その他]
■西村 賢太 [著・文・その他]
■西村 賢太 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 242p Cコード 0093
発売予定日 2019-10-25 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784065169209 判型 46変形
内容紹介
綿柎開(わたのはなしべひらく)、水始涸(みずはじめてかるる)、朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)――。
季節を表す言葉を鍵に、物語は膨らんでゆく。
十二人の作家の想像力で、旧暦「二十四節気七十二候」が現代の物語に生まれ変わった。

六世紀ごろに大陸から伝わり、改暦を重ねながら明治の初めまで用いられてきた旧暦。そこには春夏秋冬の四季に留まらない、さらにこまやかな季節が織り込まれている。
大暑や立秋、大寒といった季節の節目を表す二十四節気と、「地始凍」「熊蟄穴」など、動植物や空模様がそのまま季節の呼び名に採り入れられている七十二候。
古来伝わる“季節の名前”が現代の作家たちを刺激し、味わい豊かな掌篇に結晶した。
-旧暦の魅力を知る解説つき-

西村賢太「乃東枯」
重松清「鷹乃学習」
町田康「大雨時行」
筒井康隆「蒙霧升降」
長野まゆみ「綿柎開」
柴崎友香「玄鳥去」
山下澄人「水始涸」
川上弘美「蟋蟀在戸」
藤野千夜「霎時施」
松浦寿輝「地始凍」
柳 美里「朔風払葉」
堀江敏幸「熊蟄穴」
白井明大「輪のようにめぐる季節のさなかで 二十四節気七十二候について」
目次
西村賢太「乃東枯」
重松清「鷹乃学習」
町田康「大雨時行」
筒井康隆「蒙霧升降」
長野まゆみ「綿柎開」
柴崎友香「玄鳥去」
山下澄人「水始涸」
川上弘美「蟋蟀在戸」
藤野千夜「霎時施」
松浦寿輝「地始凍」
柳 美里「朔風払葉」
堀江敏幸「熊蟄穴」
白井明大「輪のようにめぐる季節のさなかで 二十四節気七十二候について」
著者略歴(西村 賢太)
西村賢太(にしむら・けんた)
一九六七年東京都生まれ。
著者略歴(重松 清)
重松清(しげまつ・きよし)
一九六三年岡山県生まれ。一九九一年『ビフォア・ラン』でデビュー。一九九九年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞、二〇〇一年『ビタミンF』で直木賞、二〇一〇年『十字架』で吉川英治文学賞、二〇一四年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。
著者略歴(町田 康)
町田康(まちだ・こう)
一九六二年大阪府生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。一九九七年『くっすん大黒』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、 二〇〇〇年「きれぎれ」で芥川賞、二〇〇一年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、二〇〇二年「権現の踊り 子」で川端康成文学賞、二〇〇五年『告白』で谷崎潤一郎賞、二〇〇八年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。
著者略歴(筒井 康隆)
筒井康隆(つつい・やすたか)
一九三四年大阪府生まれ。一九六〇年SF同人誌「NULL(ヌル)」を創刊し、江戸川乱歩に認められて創作活動に入る。一九八一年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、一九八七年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、一九八九年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、一九九二年『朝のガスパール』で日本SF大賞、二〇〇〇年『わたしのグランパ』で読売文学賞、二〇一〇年菊池寛賞、二〇一七年『モナドの領域』で毎日芸術賞を受賞。二〇〇二年紫綬褒章受章。
著者略歴(長野 まゆみ)
長野まゆみ(ながの・まゆみ)
東京都生まれ。一九八八年『少年アリス』で文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞を受賞。
著者略歴(柴崎 友香)
柴崎友香(しばさき・ともか)
一九七三年大阪府生まれ。一九九九年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」(文藝別冊)でデビュー。二〇〇六年『その街の今は』で織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、二〇〇七年同作で芸術選奨文部科学大臣新人賞、二〇一〇年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、二〇一四年『春の庭』で芥川賞を受賞。
著者略歴(山下澄人)
山下澄人(やました・すみと)
一九六六年兵庫県生まれ。一九九六年より劇団FICTIONを旗揚げ、主宰・作・演出・出演を兼ねる。二〇一二年『緑のさる』で野間文芸新人賞、二〇一六年「しんせかい」で芥川賞を受賞。
著者略歴(川上 弘美)
川上弘美(かわかみ・ひろみ)
一九五八年東京都生まれ。一九九四年「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞しデビュー。一九九六年「蛇を踏む」で芥川賞、一九九九年『神様』で紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、二〇〇〇年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、二〇〇一年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、二〇〇七年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、二〇一五年『水声』で読売文学賞、二〇一六年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。二〇一九年紫綬褒章受章。
著者略歴(藤野 千夜)
藤野千夜(ふじの・ちや)
一九六二年福岡県生まれ。一九九五年「午後の時間割」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。一九九八年『おしゃべり怪談』で野間文芸新人賞、二〇〇〇年「夏の約束」で芥川賞受賞。
著者略歴(松浦 寿輝)
松浦寿輝(まつうら・ひさき)
一九五四年東京都生まれ。二〇〇〇年『花腐し』で芥川賞、二〇〇五年『半島』で読売文学賞、『あやめ 鰈 ひかがみ』で木山捷平文学賞、二〇一七年『名誉と恍惚』で谷崎潤一郎賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、二〇一九年日本芸術院賞を受賞。ほか詩、評論でも受賞多数。二〇一二年紫綬褒章受章。
著者略歴(柳 美里)
柳美里(ゆう・みり)
一九六八年茨城県生まれ。一九九三年『魚の祭』で岸田國士戯曲賞、一九九六年『フルハウス』で泉鏡花文学賞、野間文芸新人賞、一九九七年「家族シネマ」で芥川賞、一九九九年『ゴールドラッシュ』で木山捷平文学賞を受賞。
著者略歴(堀江 敏幸)
堀江敏幸(ほりえ・としゆき)
一九六四年岐阜県生まれ。一九九九年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、二〇〇一年「熊の敷石」で芥川賞、二〇〇三年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞、二〇〇四年同作収録の『雪沼とその周辺』で木山捷平文学賞、谷崎潤一郎賞、二〇〇六年『河岸忘日抄』で読売文学賞 小説賞、二〇一〇年『正弦曲線』で読売文学賞 随筆・紀行賞、二〇一二年『なずな』で伊藤整文学賞、二〇一六年『その姿の消し方』で野間文芸賞を受賞。ほか受賞多数。
著者略歴(白井 明大)
白井明大(しらい・あけひろ)
一九七〇年東京都生まれ。詩人。日々の暮らしのできごとを詩にする中で、七十二候に出会う。著書に『日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし―』、詩集『心を縫う』『くさまくら』『歌』など。二〇一六年『生きようと生きるほうへ』で丸山豊記念現代詩賞を受賞。
著者略歴(山下 澄人)
山下澄人(やました・すみと)
一九六六年兵庫県生まれ。一九九六年より劇団FICTIONを旗揚げ、主宰・作・演出・出演を兼ねる。二〇一二年『緑のさる』で野間文芸新人賞、二〇一六年「しんせかい」で芥川賞を受賞。
著者略歴(西村 賢太)
西村賢太(にしむら・けんた)
一九六七年東京都生まれ。
著者略歴(西村 賢太)
西村賢太(にしむら・けんた)
一九六七年東京都生まれ。
他の書籍を検索する