『晴れ、時々くらげを呼ぶ』の詳細情報

晴れ、時々くらげを呼ぶ
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タイトル 晴れ、時々くらげを呼ぶ
サブタイトル
著者 [著者区分]■鯨井 あめ [著・文・その他]
■鯨井 あめ [著・文・その他]
■鯨井 あめ [著・文・その他]
■鯨井 あめ [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
1300円 シリーズ
ページ数 274p Cコード 0093
発売予定日 2020-06-17 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784065194744 判型 46変形
内容紹介
現役大学生、受賞!
第14回小説現代長編新人賞。

早くも応援の声、続々!
読みすすめながら、ふと、この小説はぼくが書いているのかもしれない、とおもった。
読了後、ほんとうにそうだった、とわかり、こころの底が熱くなった。
読んでいるひとと書いているひとが、ただひとつにつながれる。
読書のささやかな奇跡が、すべての読者の上に、くらげのように降りおちる。―いしいしんじ

『その日のまえに』『バッテリー』『重力ピエロ』『四畳半神話大系』『スロウハイツの神様』……学校の図書室にこもって本を読みふけり、「私は孤独だぜ」とものすごく傲慢に思っていたあの頃、ずっと彼らを待っていた。 ―額賀澪

今すぐ自分の好きな本を読み返したくなるような、本への愛を感じる物語でした。本が好きな方、そしてこれから好きになる方に読んで欲しいです。 ―武田綾乃


内容紹介:高校二年生の越前亨(えちぜんとおる)は、感情の起伏が少なく、何に対しても誰に対しても思い入れを持つことがあまりない。父親を病気で亡くしてからはワーカホリックな母と二人で暮らしており、父親が残した本を一冊ずつ読み進めている。亨は、売れなかった作家で、最後まで家族に迷惑をかけながら死んだ父親のある言葉に、ずっと囚われている。
図書委員になった彼は、後輩の小崎優子(こさきゆこ)と出会う。彼女は毎日、屋上でくらげ乞いをしている。雨乞いのように両手を広げて空を仰いで、「くらげよ、降ってこい!」と叫んでいるのだ。いわゆる、不思議ちゃんである。
くらげを呼ぶために奮闘する彼女を冷めた目で見、距離を取りながら亨は日常を適当にこなす。八月のある日、亨は小崎が泣いているところを見かける。そしてその日の真夜中、クラゲが降った。逸る気持ちを抑えられず、亨は小崎のもとへ向かうが、小崎は「何の意味もなかった」と答える。納得できない亨だが、いつの間にか彼は、自分が小崎に対して興味を抱いていることに気づく。
目次
著者略歴(鯨井 あめ)
一九九八年生まれ。兵庫県豊岡市出身。兵庫県在住、大学在学中。執筆歴十一年。二〇一五年より小説サイトに短編・長編の投稿を開始。二〇一七年に『文学フリマ短編小説賞』優秀賞を受賞。長年の夢であったプロ作家になるため、新人賞の公募(第14回小説現代長編新人賞)に初めて応募。受賞となる。
著者略歴(鯨井 あめ)
一九九八年生まれ。兵庫県豊岡市出身。兵庫県在住、大学在学中。執筆歴十一年。二〇一五年より小説サイトに短編・長編の投稿を開始。二〇一七年に『文学フリマ短編小説賞』優秀賞を受賞。長年の夢であったプロ作家になるため、新人賞の公募(第14回小説現代長編新人賞)に初めて応募。受賞となる。
著者略歴(鯨井 あめ)
一九九八年生まれ。兵庫県豊岡市出身。兵庫県在住、大学在学中。執筆歴十一年。二〇一五年より小説サイトに短編・長編の投稿を開始。二〇一七年に『文学フリマ短編小説賞』優秀賞を受賞。長年の夢であったプロ作家になるため、新人賞の公募(第14回小説現代長編新人賞)に初めて応募。受賞となる。
著者略歴(鯨井 あめ)
一九九八年生まれ。兵庫県豊岡市出身。兵庫県在住、大学在学中。執筆歴十一年。二〇一五年より小説サイトに短編・長編の投稿を開始。二〇一七年に『文学フリマ短編小説賞』優秀賞を受賞。長年の夢であったプロ作家になるため、新人賞の公募(第14回小説現代長編新人賞)に初めて応募。受賞となる。
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