『新・防災論―「政治の人災」を繰り返さないための完全マニュアル』の詳細情報
Amazonで予約する
|
タイトル |
新・防災論―「政治の人災」を繰り返さないための完全マニュアル |
サブタイトル |
|
著者 [著者区分] | 鈴木哲夫 [著・文・その他]
|
出版社 |
日刊現代 |
レーベル |
|
本体価格 (予定) |
1700円 |
シリーズ |
|
ページ数 |
240p
|
Cコード |
0036 |
発売予定日 |
2024-05-31 |
ジャンル |
一般/単行本/社会 |
ISBN |
9784065357187 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
2024年元日に起こった能登半島地震は甚大な被害を生んだが、政府による被害者救済、支援策の遅れがあわらになった。地震列島と呼ばれるこの日本では地震災害は避けられないものの、被害をどう食い止め、被災者を支え、復興を牽引するか、それは何よりも政治の責任である。長年、政治記者として、歴代政権の災害対策を取材し、報じてきた著者は、能登半島地震において過去の教訓が生かされていないことに断腸の思いを抱き、防災論と防災マニュアルの決定版たる本書を書き下ろした。首都圏直下地震、南海トラフ地震を含む、迫り来る巨大災害に備えて、である。 能登の惨状を徹底取材した著者は、政府の災害対策を厳しく検証し、政治から「現場主義」が失われている危機的状況をあぶり出す。そして、阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震などの実態を再び生々しく描き出し、その教訓を、いまに伝える。さらに、後藤田正晴、石原信雄、村山富市、達増拓也岩手県知事、サンドウィッチマン、石破茂、小野寺五典、平沢勝栄、また民間ボランティア団体のリーダーなど、過去と現在に防災と真剣に取り組んだ人びとの意見を訊きながら、取材体験を新たな防災マニュアルとして提出する。この国この時代の必読書となろう。
第1章 能登の惨劇、それは「政治災害」だった 第2章 現場主義を失った政府 第3章 戦後日本災害史 第4章 先人の意志を刻む、新たな防災へ
|
目次 |
|
著者略歴(鈴木哲夫) |
1958年福岡県福岡市生まれ。ジャーナリスト。テレビ西日本報道部記者、フジテレビ報道センター出向を経て、1995年東京メトロポリタンテレビジョン(東京MXテレビ)を設立。その後、朝日ニュースター報道制作本部長を経て、2001年には日本BS放送(BS11)を設立。2013年からフリージャーナリスト。政治、災害、事件、福祉など、多岐にわたるテーマを報じ続けている。近著に、『期限切れのおにぎり―日本危機管理の真実』『石破茂の頭の中』ほか多数。
|