『死の商人 戦争と兵器の歴史』の詳細情報

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タイトル 死の商人 戦争と兵器の歴史
サブタイトル
著者 [著者区分]岡倉 古志郎 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
1150円 シリーズ 講談社学術文庫
ページ数 200p Cコード 0122
発売予定日 2024-06-13 ジャンル 一般/文庫/外国歴史
ISBN 9784065359709 判型 文庫(A6)
内容紹介
戦争の影で暗躍し、鉄砲や大砲、ミサイルや核兵器まで売り捌き、巨万の富を得た武器商人たちの実態を暴くノンフィクション!

武器商人は、戦争の危機を煽り、国防の必要を訴えるとともに、「愛国者」として政治家に取り入り、大量の武器を売り込んできた。資本主義が発展する中で、科学技術とともに軍需産業が拡大すると、彼らは資本家となり、巨万の富を築き上げるだけでなく、国際的な独占資本となった――。国内外の実話をもとに、黒幕たちの系譜と実態を暴き、戦争が起きる仕組みを明らかにする。(解説・小泉悠)

〇本書に登場する人物
・アメリカの大統領リンカーンを激怒させたJ・P・モルガン
・明治の戦争成金となった、大倉財閥の始祖である大倉喜八郎
・ダイナマイトを発明した利益で、平和賞を創設したノーベル
・史上最も有名な、謎多き伝説の武器商人である騎士ザハロフ
・大砲の王者として数世代かけて巨大企業をつくったクルップ
・火薬から原水爆まで、アメリカ有数の財閥となったデュポン

【目次】
1 「死の商人」とは何か
2 サー・バシル・ザハロフ――「ヨーロッパの謎の男」
3 クルップ――「大砲の王者」
4 IGファルベン――「死なない章魚」
5 デュポン――火薬から原水爆へ
6 日本の「死の商人」
7 恐竜は死滅させられるか

あとがき〔一九六二年改訂版への〕
あとがき
学術文庫版解説
目次
著者略歴(岡倉 古志郎)
1912-2001年。東京帝国大学経済学部卒業。戦後、財団法人世界経済研究所員、同志社大学、大阪外国語大学、中央大学、大東文化大学教授を歴任。アジア・アフリカ研究所初代所長。日本国際政治学会名誉理事。岡倉天心の孫。著書に『アジア・アフリカ問題入門』『非同盟研究序説』『岡倉古志郎国際政治論集』全5巻など多数。
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