『裂け目に世界をひらく ~「共生」を問う 東大リベラルアーツ講義 ~ 』の詳細情報

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タイトル 裂け目に世界をひらく
サブタイトル 「共生」を問う 東大リベラルアーツ講義
著者 [著者区分]東京大学東アジア藝文書院 [編集]
出版社 東京大学出版会 レーベル
本体価格
(予定)
2900円 シリーズ
ページ数 296p Cコード 1010
発売予定日 2024-07-02 ジャンル 教養/単行本/哲学
ISBN 9784130131551 判型 46
内容紹介
環境や生物多様性の危機が差し迫る現代の「共生」は、すべての存在が「よりよく生きる」ことで実現しうる。新たなリベラルアーツの実践を目指す東京大学東アジア藝文書院が、未来をひらくために言葉と思索の力を尽くして問いかける12の連続講義。
目次
まえがき(石井 剛:東京大学東アジア藝文書院院長・東京大学大学院総合文化研究科)

Ⅰ わかつ
第1講 共生をめぐる小さな自伝的物語り――トラウマを生きる(青山和佳:東京大学東洋文化研究所)
第2講 先住民族との共生(張政遠:東京大学大学院総合文化研究科)
第3講 「他者」と共生する「私」とは誰か――レヴィナスの思想を手がかりに(藤岡俊博:東京大学大学院総合文化研究科)
第4講 仏教から見た共生――私ひとりで幸せになれるのか?(柳 幹康:東京大学東洋文化研究所)

Ⅱ わたる
第5講 自然と調和して生きる――いかにして可能か(呂植:北京大学)
第6講 類を違える物と共に生きる世界――中国思想から問う新しい環境倫理(田中有紀:東京大学東洋文化研究所)
第7講 共生を求めること・共生を堪えること――魯迅を手がかりとして(王 欽:東京大学大学院総合文化研究科)

Ⅲ ただす
第8講 いかにして共に生きるか――「食べること」と「リズム」について(星野 太:東京大学大学院総合文化研究科)
第9講 共生と生政治(中島隆博:東京大学東洋文化研究所所長)
第10講 文学研究と「ポストクリティーク」――批判は共生のための技術になりえないのか?(村上克尚:東京大学大学院総合文化研究科)
第11講 有機体論的な隠喩を超えて、あるいはサイバネティクスのあとの哲学(ユク・ホイ:香港城市大学/伊勢康平訳)

終講 よりよく生きるためのスペースを想像する(石井 剛)
あとがき(中島隆博)
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