『掠奪の法観念史 増補新装版 ~中・近世ヨーロッパの人・戦争・法 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
掠奪の法観念史 増補新装版 |
サブタイトル |
中・近世ヨーロッパの人・戦争・法 |
著者 [著者区分] | 山内 進 [著・文・その他]
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出版社 |
東京大学出版会 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
6400円 |
シリーズ |
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ページ数 |
418p
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Cコード |
3032 |
発売予定日 |
2024-05-22 |
ジャンル |
専門/単行本/法律 |
ISBN |
9784130312080 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
中・近世ヨーロッパにおける戦時下の掠奪は、習俗や法慣習、神学・教会法学そして初期国際法学に照らしても合法であった――この掠奪の法観念を手掛りに中・近世ヨーロッパ世界に迫り、掠奪の非合法化に至る近代世界の誕生を描いた名著を、新たに補論(「人の掠奪とルソー・ポルタリス原則」)を加え復刊する。
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目次 |
はしがき 第1章 掠奪――「戦争の惨禍」と中・近世ヨーロッパ世界 第2章 人の掠奪 第3章 物の掠奪 第4章 敵 第5章 掠奪の非合法化――近代ヨーロッパ世界の誕生 補論 人の掠奪とルソー・ポルタリス原則 あとがき 増補新装版あとがき |
著者略歴(山内 進) |
一橋大学名誉教授 1949年生まれ。1977年一橋大学大学院法学研究科博士課程中退。成城大学法学部教授、一橋大学大学院法学研究科教授、同大学学長を歴任。著書に『北の十字軍――「ヨーロッパ」の北方拡大』(講談社、1997年/講談社学術文庫、2011年)、『決闘裁判――ヨーロッパ法精神の原風景』(講談社、2000年/ちくま学芸文庫[増補版]、2024年)、『暴力――比較文明史的考察』(共編著、東京大学出版会、2005年)、『十字軍の思想』(筑摩書房、2003年/ちくま学芸文庫[増補版]、2017年)、『グロティウス『戦争と平和の法』の思想史的研究――自然権と理性を行使する者たちの社会』(ミネルヴァ書房、2021年)などがある。 |