Amazonで予約する
|
タイトル |
犯罪と刑罰 増補新装版 |
サブタイトル |
|
著者 [著者区分] | ■チェーザレ・ベッカリーア [著・文・その他] ■小谷眞男 [翻訳]
|
出版社 |
東京大学出版会 |
レーベル |
|
本体価格 (予定) |
3200円 |
シリーズ |
|
ページ数 |
260p
|
Cコード |
1032 |
発売予定日 |
2024-05-22 |
ジャンル |
教養/単行本/法律 |
ISBN |
9784130332071 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
“死刑・拷問の廃止”“罪刑法定主義”“応報刑から教育刑へ”などをはじめて明確に提唱し、ドストエフスキー『罪と罰』にも大きな影響を与えた近代刑法革命の金字塔にして社会思想の古典を、ベッカリーア自身が手掛けた決定版に基づき刊行する。復刊にあわせ、新たに本邦初訳の重要な論考(「犯罪と刑罰に関する一般法典の違警罪をめぐる短い考察」)を収録。
|
目次 |
この本を読む人へ
序論/刑罰の起源/刑罰権/いくつかの帰結/法律の解釈/分かりにくい法律/犯罪と刑罰のあいだのバランス/刑罰の尺度についての誤り/犯罪の分類/名誉について/決闘について/公共の平安について/刑罰の目的/証人について/犯罪の徴候と審理形式/密告/拷問について/国庫について/宣誓について/処罰の迅速性/暴力/貴族に対する刑罰/窃盗/名誉剥奪/無為徒食の輩たち/追放刑と財産没収/家族の精神について/柔和な刑罰/死刑について/逮捕について/訴訟と時効/立証が難しい犯罪/自殺/密輸/債務者について/庇護/懸賞金について/未遂・共犯・不処罰/誘導尋問・供述/ある特殊な種類の犯罪について/効用についての間違った考え方/どのようにして犯罪を予防するべきか/学問について/司法官/褒賞/教育/恩赦について/結論
[追補]犯罪と刑罰に関する一般法典の違警罪をめぐる短い考察
訳注/訳者解説/訳者あとがき/増補新装版によせて/年譜 |
著者略歴(チェーザレ・ベッカリーア) |
イタリアの法学者・経済学者・啓蒙思想家。 著書に『犯罪と刑罰』(1764年、邦訳1929年)、『公共経済学の諸要素』(1806年、邦訳1997年)などがある。 |
著者略歴(小谷眞男) |
お茶の水女子大学基幹研究院教授(比較法史)。 1963年生まれ。1989年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。1991年同大学社会科学研究所助手。1998年よりお茶の水女子大学。 著書に『現代イタリアの社会保障』(共著、旬報社、2009)、『イタリア国民国家の形成』(共編著、日本経済評論社、2010)などがある。 |