『外来動物対策のゆくえ ~生物多様性保全とニュー・ワイルド論 ~ 』の詳細情報

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タイトル 外来動物対策のゆくえ
サブタイトル 生物多様性保全とニュー・ワイルド論
著者 [著者区分]羽澄 俊裕 [著・文・その他]
出版社 東京大学出版会 レーベル
本体価格
(予定)
3000円 シリーズ
ページ数 216p Cコード 1045
発売予定日 2024-06-11 ジャンル 教養/単行本/生物学
ISBN 9784130639613 判型 46
内容紹介
外来種問題を問いなおす――「新しい生態系(ニュー・ワイルド)」とはなにか。外来種問題の誕生から生物多様性条約までの歴史を丹念にたどりながら、世界自然遺産の島じまや本土の外来動物対策について詳述し、これからの生物多様性保全について考える。
目次
はじめに

第1章 外来種とはなにか
1 外来種の起源
2 生物多様性条約と外来種問題
3 外来生物法の誕生
第2章 島嶼部の外来動物対策
1 自然遺産――小笠原諸島
2 自然遺産――奄美・琉球
3 普通の島
第3章 本土部の外来動物対策
1 産業飼育から生まれる問題
2 趣味の飼育から生まれる問題
第4章 正しい選択
1 ニュー・ワイルド論
2 二十二世紀の生物多様性を想像する
3 アダプティブな外来動物対策

おわりに/参考文献
著者略歴(羽澄 俊裕)
1955年生まれ。1979年東京農工大学農学部環境保護学科卒。博士(人間科学)。1983年野生動物保護管理事務所設立、1991年同社代表取締役社長就任、2015年同社退任。立教大学ESD研究所客員研究員、東京農工大学農学府特任教授を経て、現在は神奈川県公園協会理事、環境省・林野庁・自治体の各種委員会委員。専門は野生動物保全学。主要著書は『冬眠する哺乳類』(共著、2000年、出版会)、『自然保護の形』(文永堂出版、2017年)、『けものが街にやってくる』(地人書館、2020年)、『SDGsな野生動物のマネジメント』(地人書館、2022年)ほか。
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