『武士道シックスティーン』の詳細情報

武士道シックスティーン
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タイトル 武士道シックスティーン
サブタイトル
著者 [著者区分]■誉田 哲也 [著・文・その他]
■誉田 哲也 [著・文・その他]
■誉田 哲也 [著・文・その他]
出版社 文藝春秋 レーベル
本体価格
(予定)
760円 シリーズ 文春文庫
ページ数 416p Cコード 0193
発売予定日 2010-02-10 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784167780012 判型 文庫(A6)
内容紹介
日本舞踊をやめ、中学から剣道を始めた西荻早苗。重心を下にした柔らかい動きでみるみる成長するが、楽しさを求め「勝敗」については固執しない性格。一方、三歳から剣道を始め、パワー、スピード、勝負勘のすべてに秀で、勝敗がすべての剣道エリートでしかも武蔵オタク(愛読書は『五輪書』と『武士道』)の磯山香織。深い意味はなく出た中学最後の区民大会個人戦で、香織はなぜか早苗に負けてしまう。そんな二人が高校で一緒になった。

敗れた悔しさを片時も忘れたことのない香織だったが、早苗がそのときの相手だとは気付かない。というのも、早苗の苗字が両親の離婚によって「甲本」から「西荻」に変わっていたため、胴着の垂れ幕の名前が違っていたのだ。部活で香織は先輩を次々と撃破。早苗は香織の無類の強さに驚き、香織は早苗の構えをみて自分を破った相手だと気付く。それ以降、香織は早苗は目の仇にして練習。香織の猛攻と練習態度に辟易した早苗は部活を辞めることを考える。関東大会団体戦を前に香織は早苗の剣道を「チャンバラダンス」と揶揄。口論になった二人だったが、その最中に香織が捻挫。片腕でも試合に出場したのだが……。

全く価値観の違う二人が、剣道を通し深く繋がっていく。一気読みの青春エンターテインメント。
目次
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