『マーラーの姪 ~アウシュヴィッツの指揮者、アルマ・ロゼの生涯 ~ 』の詳細情報

マーラーの姪
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タイトル マーラーの姪
サブタイトル アウシュヴィッツの指揮者、アルマ・ロゼの生涯
著者 [著者区分]ウィルソン 夏子 [著・文・その他]
出版社 株式会社音楽之友社 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 240p Cコード 1073
発売予定日 2024-06-17 ジャンル 教養/単行本/音楽・舞踊
ISBN 9784276216136 判型 46
内容紹介
マーラーの姪であり、ヴァイオリニストであったアルマ・ロゼ。ウィーン・フィルのコンサートマスターを父に持つ彼女は、「ウィーンナー・ワルツ女性アンサンブル」という女性だけの楽団を結成。だがナチスによってアウシュヴィッツに収監される。しかしそこでも女性だけの音楽隊を作り、指揮者として活躍。希望が見え始めた矢先、何者かに毒を盛られたのか、37歳という若さで急死してしまう。
当時の貴重な証言と写真をもとに、時代を駆け抜けたアルマ・ロゼの短い生涯に思いを馳せる。特に女性に読んでいただきたい、極上のノンフィクション。
目次
はじめに
第一部 ウィーン
Ⅰ ヴァイオリニスト
Ⅱ 結婚
Ⅲ ワルツの指揮者
Ⅳ ウィーン脱出
Ⅴ オランダで
第二部 アウシュヴィッツ
Ⅵ 逃避行と逮捕
Ⅶ アウシュヴィッツ強制収容所
Ⅷ 「アルマ夫人」と呼ばれて
Ⅸ 何があったのか 
Ⅹ 残照
おわりに  
添付資料1 
添付資料2 
参考文献  
著者略歴(ウィルソン 夏子)
ノンフィクション作家。旧姓村瀬。1946年生まれ。名古屋出身。東京藝術大学大学院音楽学専門課程終了。芸術学修士。ウェスタン大学音楽学部修士。ピアノを三浦洋一、ダミアナ・ブラトゥーシュ、イギリスのピアニストであるピーター・ケイティン氏等に師事。室内楽ピアノ奏者として活動するも、1989年義母の死に出合う。彼女の思い出として、評伝『メアリー・マッカーシー』(未來社)を書く。それをきっかけに、以後「音楽芸術」、「This is 読売」などの雑誌、また北米の日系新聞に寄稿し、『キューバ紀行』、『ナイアガラものがたり』、『カナダ事件簿』(以上彩流社)を出版した。評伝としては、マッカーシーの他、『ガートルード・スタイン』(未來社)と『エドマンド・ウィルソン 愛の変奏曲』(作品社)がある。これらの書では、縁があった歴史的人物に個人的な思いを込め、もし今、彼らが存命であれば私たちに何を語ってくれるだろうか、という姿勢をとった。現在はスカルラッティを弾き、カナダに住む。
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